借り物のReplicator 2であるが、温度センサのエラーが頻発する。当初から造形終了後、放っておくとエラー#4や#5が出ることが多かった。最近は電源を入れて少し経つともうエラーが出たりする。
- Heating Failure #4!
- My temperature reads are failing! Please Check my connections
- Heating Failure #5!
- I'm reading out of range temperatures. Check my connections
Replicatorの温度センサはダメになりやすいらしい。そして汎用のK型熱電対(ねつでんつい)に交換できるらしいとわかった。
検索していて見つけたページ。
- ダ・ヴィンチの帰還: Replicator2 修理メモ#1(温度センサの交換)(http://rdavinch.blogspot.jp/2013/02/replicator2-1.html)《純正品の温度センサで交換したときの詳しい手順。写真が豊富》
- Replicator2Xの温度センサー換装(http://www.geocities.jp/jun930/etc/rep2xthermocouple.html)《秋月電子の400円の熱電対に交換したという話》
- 秋月電子のK型熱電対:K型熱電対プローブ: 測定器・計測器関連 秋月電子通商 電子部品 ネット通販(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00306/)
- Replicator2Xノズルトラブル対応〜熱電対対応編〜|3Dプリンターでルアー製作&実釣!(http://ameblo.jp/originalbassfishing/entry-11787121204.html)《オムロンの「E52-CA1GTY1M」に交換したという話》
純正品はオークションで見つけたが1万円! だったので、秋月の400円ので試してみた。(以下の手順はどれを使っても同じです)
- 2つのファンとエクストルーダを取り外す
- ホットエンド(写真中、オレンジのカプトンテープで囲われている部分)の左右にあるネジをゆるめてヒートブロックを取り外す
- 取り外したヒートブロック。六角ネジで取り付けられている温度センサを取り外す
- 温度センサを取り外したところ
- さて、取り出しましたる秋月の400円熱電対
- センサ側をM3/0.5ミリピッチのボルトで挟む。ここでは長さ10ミリと長めのボルトしかなかったためナットを使った。ワッシャーも使ったのはセンサを確実に挟めそうだったため
- 電源側は太いほうがマイナス、細いほうがプラス
- 中身を取り出すとプラス/マイナスの区別がつかなくなるので慎重に。ここではプラス側の線をマジックで赤く塗った
- Replicator本体の基板上、「A」側に電線を取り付ける。「red」がマイナス、「yellow」がプラスとのこと
上の手順は、この通りにやれば誰でもできる詳しさではない。でも上の3つのリンク先とあわせて読むとよりよく理解できるだろう。
これで温度のエラーは出なくなり、動作の問題はなくなった。よかったよかった。
(2月18日記)