今回の夏コミでは、ロケットまつりはペンシルロケットの写真集とTシャツを販売した。いらしてくださった方、買ってくださった方、ありがとうございました。
ペンシルロケットの写真集は、林紀幸さんがお持ちの記録写真アルバムをお借りして制作したもの。これが50年以上前のものながらとてもよく撮れている。当時は専属の「記録班」が撮影を担当していたそうで、構図も露出も的確だ。そして撮られている内容が戦後日本のロケット開発が始まったころの様子なのだからたまらない。
こういう写真が好きな人は、9月2日まで相模原市立博物館で開催されている「宇宙科学の先駆者たち 糸川英夫と小田稔」展に行くと数百枚見られます。
ただ文字が少なすぎたのは反省点で、ある程度知っている人にはわかりきっていることでも簡単な解説をつけておけば、もっとたくさんの人に買ってもらえたんじゃないだろうか。
Tシャツはペンシルロケットの図柄と、糸川英夫生誕100年の図柄。カラーバリエーションが計11種類もあるところにサイズもSS/S/M/L/XLと用意したものだからコミケの販売スペースでのハンドリングがとても大変だった。これも反省点。
今回の夏コミでは一定の成果とたくさんの反省点が出てきた。次回に生かせるようにしたい。
それから、ロケットとは関係ない同人誌の企画が浮かんできた。あれは同人誌が一番よい表現形態だ。がんばって考えてみよう。ちょっとワクワクしてきたぞ。
去年の夏コミ
- ロケットまつり本『星を作った男〜昭和の衛星屋さん』が同人誌で出ます(d:id:Imamura:20110812:rocketfes
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- コミケお疲れさまでした(d:id:Imamura:20110814:rocketfes
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去年の冬コミ
- 明日のコミケでまた本売ります(d:id:Imamura:20111229:comike
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- コミケと同窓会(d:id:Imamura:20111230:diary
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- 「トム・ソーヤー・ワールド」に「ニッポンのロケットボーイたち」(d:id:Imamura:20060922:tomsawyer
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「こういう、写真を中心にしたかっこいい体裁で、昔のロケット開発を紹介する本なんか作ってみたいですね」なんて書いている。