オープンソースの画像生成AIをセットアップから使い方まで解説する『Stable Diffusion AI画像生成ガイドブック』(ソシム刊)発売中(→本のサポートページ

iPhoneのカメラで位置情報をつけて撮影するかどうかをアプリで使い分ける

iPhoneのカメラで撮影する写真は、どこで撮ったか記録しておきたいときがある一方で、家で撮るときなどは位置情報を入れたくない。

アプリが位置情報を扱うかどうかは[設定]−[位置情報サービス]で設定する。標準の「カメラ」アプリで位置情報サービスを「オン」にすると、撮影した写真の撮影情報(EXIFデータ)に撮影場所も書き込まれるしくみ。

f:id:Imamura:20120601233352j:plain:h400

とはいえ、位置情報をつけて撮影するかどうかを切り換えるのに、いちいち「設定」を呼び出すのは面倒だ。

そこで、位置情報つきで撮影するアプリAとそうでないアプリBを用意する。撮影場所の情報も記録したいときはアプリAを使い、そうでないときはアプリBを使えばよい。問題は、標準の「カメラ」以外のアプリで、撮影日時や絞り、シャッタースピードなどのEXIFデータをきちんと記録してくれるアプリがなかなかないことだ。

「Snapseed」という写真編集アプリがある。撮影した写真を切り抜いたり、各種のフィルタをかけたりできる。Snapseed内のカメラ機能で撮影した写真を保存するとEXIFデータがちゃんと入っている。もちろんフィルタを使わずにそのまま保存してもよい。撮影機能が標準の「カメラ」アプリそのままなところも好感。

そしてここからが本題。Snapseedは通常450円なのだがなんとアップルの「今週のApp」に選ばれたそうで、1週間限定で無料でダウンロードできるのだった。

(追記:Snapseedはその後無料になった)

Snapseed

Snapseed


撮影した写真のEXIFiPhoneで見るには「EXIFレンズ」を使っている。無料。

Exifレンズ

Exifレンズ


2016年6月1日追記
「ViewExif」というアプリはカメラロールで写真を表示させたときに[↑]から選ぶことでEXIF情報を見ることができてとても便利だ。
ViewExif

ViewExif


  • 2017年6月1日追記:「ViewExif」はその後のバージョンアップで、写真のEXIF情報を削除する機能が追加された。(位置情報だけを削除することはできないみたい)

関連記事

iPhoneですでに撮った写真から位置情報を削除したり、写真のタイムスタンプをもとにEXIFに撮影日時を書き込むスクリプトを作った。無料。

iPhone標準の「カメラ」アプリでボケた写真を撮るテクニックはSnapseedでもそのまま使える。

f:id:Imamura:20111225202133j:plain:w300