iPhoneのカメラで撮影する写真は、どこで撮ったか記録しておきたいときがある一方で、家で撮るときなどは位置情報を入れたくない。
アプリが位置情報を扱うかどうかは[設定]−[位置情報サービス]で設定する。標準の「カメラ」アプリで位置情報サービスを「オン」にすると、撮影した写真の撮影情報(EXIFデータ)に撮影場所も書き込まれるしくみ。
とはいえ、位置情報をつけて撮影するかどうかを切り換えるのに、いちいち「設定」を呼び出すのは面倒だ。
そこで、位置情報つきで撮影するアプリAとそうでないアプリBを用意する。撮影場所の情報も記録したいときはアプリAを使い、そうでないときはアプリBを使えばよい。問題は、標準の「カメラ」以外のアプリで、撮影日時や絞り、シャッタースピードなどのEXIFデータをきちんと記録してくれるアプリがなかなかないことだ。
「Snapseed」という写真編集アプリがある。撮影した写真を切り抜いたり、各種のフィルタをかけたりできる。Snapseed内のカメラ機能で撮影した写真を保存するとEXIFデータがちゃんと入っている。もちろんフィルタを使わずにそのまま保存してもよい。撮影機能が標準の「カメラ」アプリそのままなところも好感。
そしてここからが本題。Snapseedは通常450円なのだがなんとアップルの「今週のApp」に選ばれたそうで、1週間限定で無料でダウンロードできるのだった。
(追記:Snapseedはその後無料になった)
撮影した写真のEXIFをiPhoneで見るには「EXIFレンズ」を使っている。無料。
- 2016年6月1日追記
- 「ViewExif」というアプリはカメラロールで写真を表示させたときに[↑]から選ぶことでEXIF情報を見ることができてとても便利だ。
- 2017年6月1日追記:「ViewExif」はその後のバージョンアップで、写真のEXIF情報を削除する機能が追加された。(位置情報だけを削除することはできないみたい)
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