11月5日と6日に東京ビッグサイトで「ハイウェイテクノフェア2009」が開催され、その中に「現場見学会」の企画があり応募したら通って参加してきた。
- 「ハイウェイテクノフェア - HTF2009」(http://www.express-highway.or.jp/htf2009/)
- 「HTF2009 現場見学会」(http://www.express-highway.or.jp/htf2009/tour/)
海ほたる
言わずと知れた、東京湾アクアラインのサービスエリアである。誰でも見学できる資料館「海めがね」でアクアトンネルやアクアブリッジ、途中の換気口「風の塔」の施工について解説を聞く。風の塔から、シールドマシンが川崎側、木更津側へ上り、下りと合計4台、同時に出発する写真に興奮。
続いて、ふだんは入れない避難用通路も拝見。階段を下りていく。
いい雰囲気。
トンネルが照明で照らされて、きれいな縞模様に。左側のすべり台は上階から避難してくる用。すべり台は海ほたる内の一般向け展示にもある由。
目的がわからなくても、とりあえずメカフェチにはたまらない。
道路の地下部分に避難通路があるのは、高速道路としてはとても珍しいとのこと。また避難通路に煙が入ってこないよう、常に空気を送り込んで少し気圧を上げてあるそうだ。
面白い造形のスプリンクラー(ですよね)。
アクアトンネルを掘るのに使われたシールドマシンのレプリカ的オブジェ。直径約14メートル。
千葉側の工場がうっすらと。
バスで東京湾を渡る方法も。
売店で売っていた、ピーナツとこんにゃくのアイスクリームバー。なかなかいけました。
大橋ジャンクション
まずは外観をドーンとパノラマ写真で。大橋ジャンクションの大きさは、国立競技場やローマのコロシアムとほぼ同じとのこと。
ところでこのアングル。
Rezの3面ボスでコアへ入っていったところがこんなふうで、とても既視感があってそのことがまた不思議な感覚だった。
うわー似てる!そっくり!
それはさておき。
ジャンクションを上っていく階段の外壁部、金網の意匠が独特だ。
ザ・現場。
ザ・分岐。おさむ。
「スピードを出しすぎた車が外側の壁にぶつかったときの防護に金網を張ります」とのこと。
窓には手書きで番号が。
用賀方面へ出て行くところ。
ジャンクション内側には換気塔。
パノラマにしてみた。けっこうずれちゃった。
出てきたところからふり返る。左の道路は今もふつうに車がビュンビュン走ってます。
外側の階段をまた上って、屋上へご案内ー。目の前にクレーンがドーン。
クレーンが近すぎて一枚では撮りきれなかったので、4枚をパノラマ合成。夕日がよく似合うぜ。
このパノラマは、一部の写真を取り損ねてしまった。失敗。
大橋ジャンクションは高さ約35メートル。いい眺めー。屋上は公園になるので、完成してからもいい眺めー。
ジャンクションの北東部はまだまだ工事中。
マンションの1階に工事事務所が。
移転のお知らせがいくつも。ここにはもともと玉川電鉄の車庫があり、のちに東急バスの操車場になった由。
少し離れて見たところ。思ったほどの威圧感はない。なお外壁は現状で完成で、塗ったりなんだりはしないとのこと。
桜の季節が楽しみだ。
渋谷のほうから。たくさん立ってる柱がなんともいい味わい。
海ほたるもなかなかいいんだけれど、やっぱり工事現場は見ていて楽しい。
アンケートには「次回こういうのがあったらまた来たい?」「どんなところを見たい?」「もし有料でも来たい?」みたいな項目があった。とにかく「現場」を見たいこと、外向けにあつらえたものではなく、仕事をしているその様子をそのまま見たいことを書いておいた。
ハイウェイテクノフェアの記事
展示会のほうは、高速道路にまつわるいろいろな製品が紹介されていたもよう。業務用の世界を間近に見ることができるのは楽しい。有明に早く行って見られればよかったんだけれど。
- Car Watch 高速道路技術の展示会「ハイウェイテクノフェア2009」リポート
- http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20091106_326570.html
- 高速道路技術見本市 - Future Description ‐何かからはみ出した、もうひとつの風景
- http://d.hatena.ne.jp/hachim/20091106/p1《携帯用カラーコーン「パックコーン」!》
(11/6記)