iPhoneにGPSソフトを入れたりして、最近またGPS熱が上がってきている。ただし、iPhoneに現在位置の表示と移動経路の記録をさせると、電池の減りがとても早くなってしまう。車ならシガーソケットから電源を取れるから、コンセントにつないだまま使えて大丈夫だ。でも自転車やスクーターではそうはいかない。
そこで、GPSレシーバーの「Geko201」(すごく昔の機種)をハンドルのあたりにうまくつけられないか考えてみた。
その結果がこちらです。
材料は、自転車用のドリンクホルダーと、少し大きめのカードホルダー。どちらも100円ショップで買った。
カードホルダーにGeko201を入れ、ドリンクホルダーをアタッチメント代わりにしてハンドルに装着!
しかしこの位置だと、自分の身体がGPSにある程度おおいかぶさる形になる。身体が影になって、電波をなかなかとらえてくれない。Geko201は古い機種だし。
そこで思いついた。自転車のかごに入れればいいじゃん。
ドリンクホルダーはいらなくなってしまった。でもこれでもちゃんと画面は見えるし、機能としては十分だ。
スクーターではどうしようか。カードホルダーをミラーの支柱にくくりつける方向で考えていたけれど、支柱が太くてカードホルダーを取りつけられない。
そこで、余ったドリンクホルダーをこちらのアタッチメントにしてみた。こんな感じ。
おお、いいじゃん。画面を見やすい位置に固定できた。
カードホルダーは、iPhoneがちょうど入る大きさである。移動記録を取るほどでもなく地図を表示させたいときなどには、iPhoneを入れて使うこともできるだろう。
おまけ:iPhoneのGPSソフト情報
こちらの記事(の後半)を参考にさせていただきました。
- 折りたたみ自転車にiPhoneつけて、GPSアプリでわくわくサイクリングをする方法 - パンダがゆらゆら
- http://d.hatena.ne.jp/fantasticfuture/20090901/1251791895
で、iPhoneには「MotionX GPS Sport Lite」(350円のソフトの無償版)と「EveryTrail」(無償)を入れてある。
- MotionX GPS LTE(AppStore/iTunes Storeで見る)
- 有償版:MotionX GPS(AppStore/iTunes Storeで見る)
- EveryTrail(AppStore/iTunes Storeで見る)
今は「MotionX GPS LTE」をおもに使っている。見た目が凝ってて好みだ。移動記録(「Track」データ)は内部に1本しか残せず、記録終了のたびにメールなどで書き出すことになる点だけがちょっと不便で、そこが無償版としての制限でもある。あと、表示する地図は前回の縮尺を覚えていてほしい! 使うたびに世界地図から10回以上タップしてズームさせるのは面倒だよー。
おまけ2:シグマA.P.Oのシリアル/USB変換ケーブルをWindows Vistaで使うときのドライバ
Geko201のころのGPSレシーバーは、パソコンとはシリアルポートで接続する。でも、今どきシリアルポートを持っているパソコンなんてそうそうない。
そこで、シリアル/USBの変換ケーブルを使うことになる。シグマA.P.Oの「URS232GF」を買ってある。
うちのデスクトップマシンをVistaにしたら、このケーブルのドライバが使えなくなったため、メーカーに問い合わせてみた。すると「『URS232-2』のドライバを使ってください」とのことだった。
- 製品紹介:URS232GF:http://www.sigma-apo.co.jp/front/products/detail/URS232GF
- ドライバダウンロードページ:シグマA・P・Oシステム販売株式会社【その他のUSB製品(カメラ、ゲームパッド、リンクケーブル等)】:http://www.sigma-apo.co.jp/support/dlusbpro.html
(「※URS232GFではご利用いただけません」とあるが、Vistaは別)