「セカイカメラ」がなにかを変えつつある…はず

iPhone用アプリ「セカイカメラ」がとうとうリリースされた。iPhoneのカメラで前方を表示して、そこにセカイカメラ内の情報(エアタグという)があればそれが表示される。自分でエアタグを加えることもできる。

(詳しい使い方)Sekai Camera Support Center » HOW TO
http://support.sekaicamera.com/how-to

あるエアタグを見たくなったら、そこへ行かなければならない。ネット技術をうまく使いつつ、「その場に行く」という身体性を保持しているところが奇妙であり、またすばらしい点でもある。

画面はたとえばこんな感じ。場所は池袋北口の待ち合わせ場所としてよく知られる「いけふくろう」である。

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いけふくろうセカイカメラをかざすと、近くのランドマークやいけふくろうへのコメントがエアタグとして表示される。

誰かがつけたエアタグを読むのは楽しいし、自分がここにエアタグをつけるのもまた楽しい。

実は今のままだと、使ってすぐにキョーレツに楽しい、面白い、とはならない。しかしそのうちに、このセカイカメラを使ってうまく楽しむ方法を誰かが思いつくだろう。

セカイカメラは、「電脳コイル」に出てくる電脳メガネの、ごく原始的な実装ともいえる。このあとどうなるか、とてもとても楽しみだ。そしてその場に居合わせることができるのを、とても幸せだと思う。

エアタグスパム的な現象

秋葉原へ行ってみたら、アプリがすぐに異常終了してしまう。どうやら、データが多すぎて表示しきれないようだ。

そんなときは「FILTER」の設定で、エアタグが表示される範囲を制限するとよい。

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いかにアキバとはいえ、ちょっとデータが多すぎない? と思ってよく見てみると、同じ「姉ヶ崎...」というエアタグがたくさん見えた。

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エアタグを一人が大量にばらまくことで、今のセカイカメラの能力は簡単に限界にきてしまう。これもそのうち克服されるだろうが、こういうことをするのはまったく困った人であるよ。