『昭和のロケット屋さん』を堀江貴文が紹介

今日は4月1日ですが、これはエイプリルフールではありません。

北朝鮮のロケット?ミサイル?|六本木で働いていた元社長のアメブロ
http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10233919847.html

ミサイルと、人工衛星打ち上げ用のロケットがいかにそっくりか、それをふまえた日本のロケット開発について、そして今回の北朝鮮の出方についてなど。

「こういうの読むと上記のような話もわかると思う。」という文脈で、『昭和のロケット屋さん』紹介していただいています。まことに光栄です。

ちなみに文中出てくるフォン・ブラウンセルゲイ・コロリョフの話は、『月をめざした二人の科学者』(的川泰宣)が詳しいです。

フォン・ブラウンコロリョフの宇宙開発競争はドラマにもなってます。とても質が高くて、値段も高いですがおすすめです。

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北朝鮮の「ミサイル」問題について雑感

ちゃんと調べたりはしていないので、目や耳に入ってきた範囲で。

テレビが(NHKも)いつの間にか「人工衛星の打ち上げを口実にミサイルを発射しようとしている問題について」とか言い切っちゃっていたのがとにかく違和感。いつミサイルって決まったの? 政府の人も同じような言い回しをしていたような気がするので、政府見解が出たらテレビでも言ってよくなるとか、そういうルールでもあるのじゃろうか?

ロケットとミサイルの区別については、この記事が詳しい。

そして夕べの9時のニュースでは、言い方が変化していたのも気になった。目的語を絶対に言わず「北朝鮮が発射した場合」というような言い方に変わっていた。これはこれでどうなのよと思ったり。

北朝鮮が「人工衛星ですから」と言っている限り、日本もそのように扱うのが一番よいように思う。日本上空を通過する時点ではミサイルかロケットか区別できないのだから、それを「迎撃」とか言っちゃうと誤解を招くでしょう。実際北朝鮮は「日本がロケットを撃ち落としたら怒るからね」って向こうの放送で言っていたとのこと。そりゃそうだ。向こうは「ロケット」って言っているんだから、これが建前だとしても建前で返すのが普通じゃないかなあ。

日本は「もし破片とかが落ちてきたら、国民の安全を守るために処理しますよ」くらいのトーンでいいと思うし、PAC3の配備だってあんなわざわざ、トップニュースで伝えなくてもよいでしょう。

あと疑問なんですが、北朝鮮は今回どんな人工衛星を上げて、どんな軌道に乗せるつもりなのか発表しているのかしら。「静止軌道に行かない気象衛星なんて?」とか「極軌道へ打ち上げるのにこの方向?」レベルの話ができるかもしれないと考えたので、念のためという感じで。1段目と2段目の残骸が落ちるかもしれない範囲は通告してきたそうだけれど、人工衛星ならもうちょっと詳しく教えてよーというところ。(ちゃんと情報が出てきてたらすいません)

ともかく、ミサイルであろうとロケットであろうと、打ち上げはきっちり成功させてほしい。「うわー姿勢制御がダメになって東京に向かってるー、指令破壊も失敗ー(泣)」みたいな展開だけはごかんべん。

(※こういう記事で変なコメントが来たらいやなので、今日から数日間、コメントを認証性にします)

04/02 00:45追記

上の疑問、この記事がけっこう答えてくれてます。

松浦晋也さんの連載「宇宙開発を読む」で採り上げてくれた。さすがのわかりやすさ、そして冷静さ。