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クールトーキョーと旧暦日本

なんだか今日は涼しいぞ。先々週はものすごく暑かったけれど、今週はもう秋の気配とか考えてしまいそうだ。といってもまだ7月が終わっていないのだから、たぶんまたキビシー暑さが戻ってくるのかもしれない。いやでもこのくらいの暑さならなんとかなるから、なんとかなってほしいなあ。

そういえば暑さ寒さのサイクルは、旧暦のほうがつかみやすいと聞いたことがある。農家の人だったかが、旧暦のカレンダーを使っているという話を以前ニュースで見た。旧暦で一年を見ると「今年は夏が長い」とかがわかりやすいとかで、種まきや収穫の時期を調整するのに使っているとか、そんな感じの話だったと思う。すごく曖昧ですみません。

でもこういう知恵って、いまから獲得するのも悪くないと思う。旧暦を知るくらいなら、今ならネットを探せば情報がありそうだ。

ところで最近地震が多い。そうなるとただ「揺れた」だけではなくて「最初が小さく、だんだん揺れが大きくなって長かった」のような細かいニュアンスが出てくる。そして「最初にドーンときてからおもむろに揺れ始めるのは直下型、少しずつ揺れ始める地震震源が遠い」のような知識がなんとなく広まったりする。こないだ2回起きた大きな地震は、首都圏ではどちらも揺れ始めは小さく、そのわりに長く大きく揺れていた。ということは遠い震源で大きな地震が起きたということかも。NHKをつけてみると果たしてその通りだった。

旧暦で今年のサイクルを深めに読めたり、地震をより詳しく感じたりできるようになるのはいいね。世界を感じるセンサーの性能が上がるような気分。それを助けてくれる種類の知識を、もっとたくさん持ちたいものだ。