いま掲示されているマナーポスターはこのような、「ドアが開いたら降りる人を待ってから乗車しましょう」というもの。
大人の行動を、大人の格好をした子供にまねさせるアイデアが面白い。
今回のこれは、最近よく感じていた。どうも「すれ違い乗り」が一般的になりつつあるなあという話。
あわてて乗ろうとするから降りる人の邪魔になって、乗るのがかえって遅くなるという悪循環。でも乗る人はかまわずにどんどん乗ってこようとする。
でも、こうしたくなる人の気持ちがわかるときもある。早く乗ろうとする人がいる一方で、降りるのが妙にゆっくりしている人も増えていると感じるからだ。
これから乗る人は、降りる人がとぎれた、あるいはいないと思って乗ろうとする。そこへやっと、降りる人がやってくる。乗る人はあわてているわけでもないのに、なぜか「すれ違い乗り」になってしまったりする。
「あっしまったこの駅だ、すいませーん降りまーす」という人ももちろんいるけれど、そうでない人も確かにいる。駅に着いてドアが開いてから、おもむろに座席を立つような人。
今回のポスターと一緒に、あるいはこれの次に、「降りる駅が近づいたら早めにドアへ移動しましょう」的なポスターが掲示されたらいいかもしれない。
- と書いていて思いだした記事:「みたいな」(d:id:Imamura:20030403:p1
)