(「新しいiMac、キーボード、そしてMac mini」からタイトル変更)
新しいiMac
iMacが新しくなって、純白のボディからアルミを強調したデザインになった。
モニタと一体化している本体はさらに薄くなった。数字ではあまり変わらなくても、机に置くとだいぶ印象が変わりそう。
- iMacと新キーボードの実機写真集:「新iMac (4代目) 実機ギャラリー - Engadget Japanese」
新しいキーボード
新しいキーボードも台座部分はアルミだけれど、キーそのものはMacBookと同じ素材、同じ機構のように見える。MacBookのキーボードは悪くはないものの、すごくいいかというとちょっと難しい。進化のような退化のような、ちょっともやもやした気分。
あっ、キーボードの拡大図をよく見ると、[command]キーにちゃんと「command」と書いてあるぅ〜!
今回のキーボードについて、[command]キーからアップルマークが消えたことにふれているブログを複数見かけた。多くは、アップルマークが消えたのは、シンプルなデザインを至上とするスティーブ・ジョブズの差し金か、といった論調。
でもこのデザイン変更の目的は、「アップルマークを消すこと」ではなく「『command』と刻印すること」なんじゃないだろうか。
初めてMacを使う人は絶対に、まずここで詰まると思うのだ。「コマンドキーを押しながら…」と言われて「それはどこにありますか」と答えるやり取り。
一度知ればもう二度と迷わないから、Macを少しでも「使った」といえるようになれば、それを知らなかったことすら忘れてしまうかもしれない。
でも最初は誰も知らないはずなのだ。このリンゴや井げたのマークがついたキーの名前が「command」キーであることを。
なぜMacは、commandキーに「command」と刻印しないのはどうしてだぜ?
新しいMac mini
そしてそして、なんとMac miniも新しくなった。Mac ProやiMacと比べて、なんとなく影が薄い感じだったけれど、アップルはまだMac miniを見捨ててなかったんだ。よかったよかった。
(PowerMac G4 Cubeが不具合連発のあげく、すぐ消えてしまったことを消費者はなかなか忘れない)
Mac miniはずっと前からけっこう気になってはいた。
2005年1月の日記から。
Mac miniは、「iMacは安いけれどモニタがあるのがね」「G4 Cubeは小さいけれどいいお値段だし」と思ってきた向きには最高の製品だ。ファンレスではないようだが、静かだったら買ってしまおうかな。
「アップル、1月29日からMac miniを国内販売」(ITmedia・05/01/12)
続いて、2006年5月の日記から。
Macならではのことをしたいわけではないけれど、なんだかMacを欲しくなってきている。ブラウザとメーラーを使えれば、とりあえず不便はないだろう。あんなアプリやこんなアプリはWindowsにしかないが、まあそこは慣れかなーと思うことにして。
(中略)
買うなら小さいMac mini。せっかくだから速いCore Duoモデルにして、メモリは最大、でもHDDはほどほどでもいいか。それだと13万円弱といったところかな。
(中略)
あーなんか本当に買ってしまいそうでいけない。これはいけない。いけません。
なーんかMacが欲しいかも
その後Core 2 Duoという新しいCPUを積んだMacBookが出たりして、Mac miniにCore 2 Duoモデルが出たら買っちゃうかも、とかなんとか言っているうちに例の「StartMac 体験モニター」に当たってMacBookをいただいてしまったのだった。でもいいよね、Mac mini。
Windowsしか知らないあなた、Macはとてもいいですよ。Macintoshというコンピュータは、OS Xになってもつくづく「うれしいパソコン」だ
から、ここらでぜひ、新しいコンピュータ体験をしてみてください。
Windowsを使えないとどうしても…という方には、実用的なエミュレータ「Parallels Desktop」があります。ちょっとお値段が…という方は英語版なら1万円程度。いかがでしょうか。
- 関連記事:「それParallelsでできるよ」(d:id:Imamura:20070317:mac_win)