所用で宇宙研へ行った帰り、小田急線の代々木上原駅で千代田線に乗り換えた。ら、向かいの座席にUNISECの川島レイさんがいた。驚いたことに、川島さんも川島さんの用事で宇宙研に行った帰りだということだった。
代々木上原駅では、同じホームの一方に小田急線が止まり、もう一方に千代田線が入ってくるつくりになっている。つまり、小田急線をどこで降りても、単にホームの反対側へ行けば千代田線に乗り換えられる。
そして自分は、小田急線を降りてすぐ正面の車両に乗るのではなく、最後尾の車両に向かって少しホームを歩いてから千代田線に乗った。
そういう状況で、たまたま同じ日に同じ場所へ行っていた二人が、たまたま同じ時刻の列車の、同じ車両の互いに向かい側の座席につくとはすごい偶然だ。
たまたま会った川島さんとは、短い時間ながら有意義な話ができた。自分はなにかものすごくついているのかもしれない。
こういうとき、「宝くじでも買おうか」と思うことがあるが、同時に、この偶然ですでに幸運を使い切っているから運試しはやめたほうがいいかもしれない、とも思う。どちらをとるかは人それぞれ、気分次第だ。