NHKでは、2004年よりBS2にて、2005年より総合テレビにて放送し、多くの反響をいただきました。2007年からはノーカット字幕版「宮廷女官チャングムの誓い 完全版」をお送りいたします。
宮廷女官チャングムの誓い 完全版 ◆「チャングムの誓い」とは◆
「チャングム」が面白い面白い面白い面白い面白い面白いという話はあちこちで聞いており、しかも「へぇ、この人が面白い面白い面白い面白い面白いというなら本当に面白いのだろう」とは思っていた。けれども連続ものを途中から見るのを好まないたちなもので、いまいち縁がなかったのだった(「ER」で途中のシーズンを飛ばして見ているのは、面白いと知っているゆえの例外)。
そうしたらNHK、「チャングムの誓い」を今週の金曜からBS2で、ノーカット+字幕の「完全版」として放送開始するとのこと。毎週金曜19時45分から20時50分。全54回。
個人的には吹き替えでも全然かまわないのだけれど…まあいいや。見せてもらおうか、「チャングムの誓い」の面白さとやらを!
「チャングムの誓い」をほめている一例
複雑な因縁と人間関係、様々に絡み合う思惑と策謀、そして流転し続ける因果の皮肉。善玉・悪玉を超えた人間臭い魅力を湛える登場人物たち。観る者はその中に誰か1人は必ず感情移入できるキャラクターを見出せるだろうし、また物語の見事な展開に画面から目が離せなくなるだろう。まさに傑作である。
(中略)
またこのドラマは単純な勧善懲悪でもサクセスストーリーでもない。
例えば敵役のチェ一族は、放っておけば宮中に起こるであろう血で血を洗う権力闘争を、影で処理する役、「汚れ役」を担うことでその存在意義が認められ、畏怖されもしてきた。いわゆる「マフィア」だ。もちろん彼らは善人ではないし、あくどいことに手を染めまくるのだけれども、ならば彼らを正義の名の下に追放すれば事は済むのか?おそらくそうではない。事実、物語の後半、視聴者はそのことを主人公チャングムとともに「しみじみと得心」することだろう。
「宮廷女官チャングムの誓い」 (Dead Letter Blog)