後7:45〜9:57。
こないだ見たときの感想はd:id:Imamura:20060428:genmaに。
ものすごく久しぶりに見たけれど、これはやっぱりなんというか、すごい映画だ。構成はいくらなんでも…というくらいいびつだし、作画もすごいところと崩れるところが極端だし、カタストロフは一枚絵ですませちゃえ〜だったりするのに、当時のほかのアニメとはあまりにも違いすぎて、そこが圧倒的な魅力になっている。さすが角川アニメ第一弾。変で過剰なエネルギーがあふれまくっている。
キース・エマーソンによる主題歌、ゴシック体のタイトル、学生服の主人公、大友克洋の美男美女とはいいがたいキャラクターデザイン、吹き出すオーラの描写、住宅や日常雑貨の執拗なまでのリアリティ、光と影のコントラスト。1983年によくもまあこんな映画を作れたものだと思う。
そしてこの映画がテレビで放送されるということ自体に、とうとうそういう時代になったのかという驚きを感じる。1983年と2006年、そのほぼ中間に1995年がある。この年、オウム真理教が地下鉄サリン事件を起こしたのだった。
(後略)
まんぷく::日記 - BSハイビジョンで「幻魔大戦」