私が編集を担当したこの本、松浦さんが書評を書いてくださいました。
全体は大きくわけて三つに分かれている。事故が起きるまでの経過、そして救助とその後の治療・リハビリの様子、最期に事故後のJR西日本の対応と著者独自の事故原因の解析である。そのどこを取っても、著者は鉄道マニアの知識を駆使して「なるほど知識を持っていると、こういうところに注目するのか」と言わしめるに足る、ものの見方を提示している。
「福知山線5418M 一両目の真実」〜脱線事故を冷静に見つめた被害者:[書評]第13回/SAFETY JAPAN/日経BP社
ということで、ぜひ読んでみてください。