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郵便・宅配業者向け、宛先コード作成サービスの提案

【元記事:郵便・宅配業者向け、宛先コード作成サービスの提案:d:id:manpukuya:20060829:addresscode

オークションのやり取りなどで、知らない人に自分の住所や名前を伝えることがある。そのことに不安を感じる人もいるだろう。

そんなとき、郵便局や宅配便の業者が、送り先の住所・氏名を文字列に置き換えて扱うサービスがあるといいかもしれない。

NHKへの郵便は「〒150-8001」の郵便番号だけで届くそうだが、これをさらに拡張して、郵便番号に宛名情報も含めるようなイメージ。

送り先の住所・氏名として、たとえば「〒150-0000 東京都渋谷区鉢山町0-0 近藤某」という情報があるとする。郵便局などは、これをたとえば「000-111-222-333」のような、住所や名前を推測できない文字列に変換する。近藤某さんは、オークションの出品者にこのコードを伝える。出品者がこの文字列を使って発送すると、近藤さんのところにちゃんと届くというしくみ。

こういうコードなら、Webに公開したりしてもリスクが少ない。住所を公開せずに宛先だけを公開できるというのは便利そうだ。コードは複数発行可能だとなおよい。

(宅配便だと今は距離で値段が違うから、送料で送り先までの距離をある程度推測できてしまう。そこは全国一律料金にするとかなんとか)

悪用できないよう、コード発行の申請には本人確認をしっかり行って、本人が確かに受け取ると確認できる住所でないとコードを作れないとか、ちょっとした縛りは必要かもしれない。クレジットカードのように、発行したコードを書留で送ればいいかも。

うん、これはなかなか便利なんじゃないだろうか。

関連しそうな話:振り込め詐欺と民間私書箱

民間が運営する私書箱が最近増えているとのこと。それこそオークションの宛先などに使われているのだそうだ。

で、この民間私書箱が、振り込め詐欺の宛先として悪用されているという話をニュースでやっていた。手口は、事故の示談金などとだましてお金を受け取る際、私書箱へ現金書留で送ってもらうというもの。民間の私書箱は、申請の際の本人確認がわりといいかげんであるから、足がつきにくいそうだ。

さらに凝った手口として

とかやって、捜査の手が届きにくくする工夫もみられるとのこと。気をつけよう。