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伊藤若冲の「動植綵絵」を三の丸尚蔵館で

d:id:Imamura:20060409:jakuchuで言及した展覧会「花鳥−愛でる心、彩る技 <若冲を中心に>」へ行く。三の丸尚蔵館の展示室はごく狭く、でもおかげで疲れなくてよい。入場無料。これなら、会期中近くに来たらちょっと寄るとかしてもいいかも。

動植綵絵」の現物を見るのは初めて。この迫力、この筆致。日本画なのに主線(おもせん)がなく、面の塗りで表現している。おまけに実物は羽根に立体感まで感じられ、ちょっと油絵みたい。

なるべく近寄って見たいのだが、作品はガラスの奥にありあまり近づけない。来館者の中にはオペラグラスを使っている人がいて、なるほどと思った。次回はその手を使おう。

三の丸尚蔵館がある皇居東御苑内は、「都会の喧噪を離れて…」みたいなナレーションが似合いそうな、のんびりした雰囲気。植物にこまごまとネームプレートがついていて、花や木をじろじろ見るのも楽しいものだと思ったりして。

この日記での伊藤若冲への言及