それでも生きて行かざるを得ない〜最近読んだ本:山田昌弘『希望格差社会』(ISBN:4480863605)

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希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く

希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く

今さらながら。NHKスペシャルの「フリーター漂流」を見、横田増生アマゾン・ドット・コムの光と影―潜入ルポ』(ISBN:4795843422)を読んだあとで、それら具体例の原理を知るような感じ。どう生きて行くにもリスクが高く、人生の計画を立てにくくなっている現代の様相が示される。

仕事に関して言えば、自分はアフターバブルの就職組であり、就職活動は(自分の準備不足もあって)それなりに苦労した。しかし今の後輩たちの惨状を見ていると、それでも当時はまだ恵まれていたのだと実感する。就職だけではなく、たとえば自分用の車を持っている学生が、自分が学生だった頃に比べて激減しているところなどに、親の不景気が子に報い…の深刻さをかいま見たりする。

では自分はどうすればいいのかは、この本を読んでもわからない。とはいえ、現状を整理して知ることができ、とても有益だった。