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万年筆を買う

【元記事:万年筆を買う:d:id:manpukuya:20051011:lapita

[写真:万年筆「檸檬」]先週の金曜、丸善で山積みの「Lapita」(ラピタ)を見た。「檸檬」にちなんだ万年筆が付録につくという。980円。

このところ、紙に引っかからずに書ける筆記用具がほしいと思っていた。それには万年筆がいいんじゃないかと考えていたのだ。ところが、万年筆というものは敷居の高い文房具の筆頭である。お手軽なものから超高級品まで、幅が広すぎて自分にはどの程度がよいのかもわからない。

Lapita」の付録なら、とりあえずなにも考えずに使えそうだと思った。いい機会だと購入。

数日間使ってみた感じでは、つるつると書けるのが悪くない。サイズは少し小さめだが、それで使いにくいということもない。

ところでこの万年筆、キャップはカチリとはめこむ方式ではなく、ねじ山が切られていてくるくる回すタイプである。キャップのつけ外しに数秒間を要するのが少しもどかしい。いや、実はこの数秒間こそが万年筆を使う者に許されたぜいたくな時間なのダ、とかいうことになっているのだろうか。墨をする時間に、書への集中力を高めていくとか、そういう効果があるとかないとか。

雑誌の中身は、昔はもう少しスノッブ的だったと思うのだが、すっかりストレートなお金持ち向けのカタログ雑誌になっていた。

余談

リスト::はてな○○出し」に「はてな直筆出し」を加えてみた。達筆悪筆かまわずぜひ。