画像を管理するソフト。基本的に時系列に並ぶので、デジカメの写真を管理するのにとてもよい。
ラベルやコメントをつけておくと、同じラベルの画像をまとめて表示できる。定点観測の写真など、長い期間にわたるものをまとめて見ようとした場合、Windowsでは対象となる写真のコピーを別フォルダに入れるなどしなければならず、HDDを消費しがちだったのが解消される。
回転やトリミング、色調補正などの簡単なレタッチ機能もある。オリジナルのファイルは変更されないので安心。
アナログ的な、にゅるにゅるした動きも心地よい。サムネイルの大きさはスライダを動かすとリアルタイムに変化するし、別のフォルダを選択するとそこまで高速にスクロールする。スライドショーでの画像の切り替わりや、サムネイルと個別表示の切り替わりなどではクロスフェード(前の画面が消えていくのと同時に次の画面が少しずつ現れる)の効果がある。いやみのないエフェクトはMac OS Xのようだ。
2バイト文字に非対応なので、日本語のフォルダ名やファイル名が化けることを除けば、自分には十分な使い心地である。
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