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日本語Tシャツの不穏な動き

【元記事:日本語Tシャツの不穏な動き:d:id:manpukuya:20040520:kanji

最近、英米人あたりを中心とした外国人に、漢字がウケているという話をよく聞く。複雑な形の1文字がおのおの意味を持っているというのは、アルファベットの文化圏には珍しいのだろう。日本語が書かれたTシャツなどがよく売れている、なんていうニュースを見たこともある。そういえば数年前にニューヨークへ行った際、観光客のアメリカ人がつけているハチマキが、「I♥NY」ではなく「我(愛)紐育」(「愛」は例の赤いハートに白抜き)になっているのを見たことがあった。

ただしその人はハチマキを逆さにつけていて、そこがまた、本格的に漢字や日本語を勉強するでもなく、お気軽に漢字を楽しんでいる雰囲気を象徴していて面白いと思ったりしたものだった。

さて今日、駅で日本語Tシャツを着ている白人の女性を見た。モデル体型の、細くて背の高い人。体にぴっちりとした、ピンク色のチビTを着ている。そのTシャツに書かれている日本語に、激しい衝撃を受けた。

のび太のくせに生意気だ」

彼女はこの意味を知っているのだろうか。世界では一体なにが起きているのだろうか。

コメント

  • id:genesis『#kanji こんにちは。ヨーロッパでは、ある特定層に『芸』と染め抜かれたシャツが受けているようです。もちろん、その意味するところを承知のうえで…… 幸か不幸か、私はまだ実物は目にしておりませんけれど。』
  • id:manpukuya『仲間内のシンボルマークとして漢字を使っているんですか。漢字をそういうふうに使う手法が海外で受け入れられているのは、とても興味深いです。』