JR東日本が、「無線による、駅でのインターネット接続実験」を行っている。ユーザー登録すると、いくつかの駅で無線LANを使ってインターネットへ接続できるというもの。ここが先日、登録ユーザーへのアンケートを行った。アンケートに回答した人の中から100人に、1000円分の商品券が当たるとのことだった。
そして昨日、JR東日本から封筒が届いたのである。当たった!
中身は、「粗品進呈についてのご案内」という手紙が1枚と、1000円分の商品券が入った封筒。思わず顔がほころぶ。さっそく商品券の封筒を開けてみると、出てきたのは「びゅう商品券ご利用のしおり」と、500円の商品券が…1枚。1枚? そう、1枚。500円。何度も確認したが、1枚は1枚。
なぜそんなことが。思わず笑ってしまった(ほら、笑った)。そして逡巡した。
カスタマーサポートセンターへ連絡しようか。でも、500円分しか入っていなかったのは自分だけかもしれない。もしそうなら、そのことをどうやって証明すればよいのか。ゴネ得狙いのクレーマーだと思われやしないだろうか。
でもやっぱり、サポートセンターへ電話した。
「すみません、先日行われたアンケートの件なのですが」と切り出したら、お姉さんの声が言いづらそうに「500円分しか入っていなかった…ですよね」と即座に返ってきた。そして、不足分の発送を準備中だという話を聞くことができた。全員に500円分を送ってしまったのか、と聞いてみると(意地悪だね)、「はい…」とのこと。
クレーマー扱いされるどころか何度も謝られて、かえってこちらが恐縮してしまうほど。でも、これで事情はわかり、納まるところに納まった。
今日、さっそく昨日と同じような封筒が届いた。中身は、「粗品進呈についてのお詫び」という手紙と、500円分の商品券が入った封筒だった。
この商品券は、JR関係の売店やホテルだけでなく、ヨドバシカメラやビックカメラといった量販店でも使えるそうだ。まるで、iHP-120を買う足しにしろというお告げのようだ。やっぱり足しにしないといけませんか。そうですか。