「睡眠時無呼吸症候群」

最近はやりの病気といえば、睡眠時無呼吸症候群。居眠り運転をしてしまった電車の運転士たちが、たて続けにこの病気であると診断されたためだ。

今後はそれの検査が増えるだろうから、患者の数も増えていくだろう。今まで「居眠り運転」「突然の失神」などとされていた事故も、実は睡眠時無呼吸症候群が原因だったという話が出てくるかもしれない。

新しい病名が知られるようになると、その患者が続々と出てくるのが興味深い。「ADHD」とか。「PTSD」とか。「色盲」もそうだ。新しい概念の病気であるとか、今までその患者であることを検査する方法がなかった、あるいは検査はあってもあまり行われなかったというだけなのに、いったん有名になると人々がどんどんその病気にかかっていくような感覚。それもある種の伝染病といえるかもしれない。「情報感染」とでもいうような流行のしかただ。

で、次はもしかすると「ディスレクシア」がそういう「情報感染」な病気として流行するかもしれないと思っているのだが、果たしてどうだろう。