- IEとWindows Media Playerのセキュリティホールを利用したウイルス(2002/07/29付)
添付ファイルから感染するタイプのウィルスがまた出てきた。Windows Updateを施せば、メールのプレビューによる感染はとりあえず防げる。珍しいのは、添付されてくるファイルの1つである「mi2.wmv」をWindows Media Player(WMP)で再生しようとするとウィルスに感染してしまうということ。WMPのセキュリティホールを利用するウィルスは初めてではないか。皆さんご注意を。なおWMPの脆弱性の改善方法について関連情報を調べた限りでは、WMP 6.4/7/7.1のユーザーは修正プログラムのインストールが必要、WMP for Windows XPを使っている人はWindows Updateで対処できる、らしい。それから念のため、WMP 6.4以前のバージョンについては「サポート対象外」であるため、今回悪用されている脆弱性がないというわけではないそうだ。