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更新履歴的日記:更新履歴更新/オカリナゼルダ終了の巻

元記事:更新履歴更新/オカリナゼルダ終了の巻】

Nintendo64用のゲーム、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』をクリアした。これを始めたのは99年の3月21日d:id:Imamura:19990321)だから、えんえん1年半もかかったことになる。もちろんその間ずっと遊んでいたわけではなく、仕事が忙しいとか謎が難しいとか、もろもろの理由でしばらく中断していた時期があったのだ。そうこうするうち続編の『ムジュラの仮面』が出てしまったりして、今やすっかり昔のゲームである。

この手の「まだそれやってんの?」パターンは以前からよくあって、『ドラゴンクエストIII』などはそもそも始めたのがすでに『ドラゴンクエストIV』が発売されてからだった上に、遊ぶのに3年くらいかかっている。しかもそのあげくクリアしていないのだった。このゲームも、幾度となく中断しつつ少しづつ進んでいくという遊び方だった。こういう進め方だと、ひさしぶりに遊んだときにどこまでクリアしていたのか、どこへ行ってなにをしようとしていたのかをすっかり忘れている。適当に街に入って人に話しかけてみて、「ありがとうございました」と言われたらその街はクリアしている、という地味〜な消去法で、その時点での目標を探すのだった。ドラクエIIIはそうこうしつつも××へ降りて行き、最後の城までは進んだのだ。それなのになぜクリアできなかったのかというと、城の中で敵に会い、気を入れ直そうと身をよじった拍子にカセットを蹴ってしまったんである。ファミコンがハングアップしてゲームは止まり、リセットボタンを押してもタイトルが出ない。何度もカセットを抜き差ししつつ電源を入れては切り、ようやく「DRAGON QUEST III」とタイトルが出た。続いて表示されるメニューで「ぼうけんをはじめる」を選択すればよいのだが…メニューに表示された項目は「ぼうけんのしょをつくる」だけだった。3年ぶんの積み重ねがぜ〜んぶ消えてしまったんである。カセット内のバックアップ用電池が弱っていたのかもしれない。すでにスーパーファミコン用の『ドラゴンクエストV』が発売されている中、改めて3年間をドラクエIIIに費やす気力は残っていなかったのだった。(なお、「ドラクエ」各作品の発売日は「ドラゴンクエスト情報局」内の「ドラゴンクエストの軌跡」にある)

話を戻して『時のオカリナ』である。こちらはデータが消えることもなく無事クリアできた。謎ときはヒントが少なめで、またアクションの難易度も時々理不尽に高い気がするなど、全体に難しいゲームではあったが、長期間かかったぶん感慨もひとしおだ。64は借り物なので(ようやく返せます。貸してくれたSさんアリガトウ)次は「ムジュラ」というわけにはいかない。ここはひとつ、珍しく発売されたばかりのゲームを買ってみようか。そう、『ドラゴンクエストVII』である。これは大作だそうだから5年は遊べるだろう。