中野武蔵野ホールで開催中の『チェコアニメ映画祭'99』。先日のAプログラムに引き続き、Bプログラムを観に行く。実はBプログラムは8月28日から9月10日までで、今はCプログラムを上映中である。Bプログラムはちょっと前の話になるのだけれど、記録も兼ねて書いておこう。Bプログラムで上映された作品。
- 『ニワトリに何をしたか』ヴラディミール・イラーネク(1977)
- 『カニ』ヴァーツラフ・メルグル(1976)
- 『Pat&Mat』
- ビスケット(1992)
- サイクリング(1992)
- レンガ(1992)
- 寄せ木細工(1992)
- 幌つき自動車(1992)
- 『男のゲーム』ヤン・シュヴァンクマイエル(1988)
- 『対話の可能性』ヤン・シュヴァンクマイエル(1982)
例によってまったく字幕はなく、セリフはないからそれでもいいといえばいいのだけど、たとえば「パットとマット」の副題が「Susenky」なんて出ても、それが「ビスケット」だなんてわかるはずもない。ちょっと引っかかる。
今回は、シュワンクマイエル(と表記するのが自分にとってなじみがあるのでこう表記します)の作品を観られるのが楽しみだった。彼の作品は今まで機会がなく観たことがなかったのだが、こいつはすごい。あふれ出るイマジネーションをテンポよく、毒とユーモアをこめてフィルムにおさめてある。いいものを観させてもらいました。