薬局にて。
私「キンカンください」
店「キンカンでしたらこちらのほうがよろしいですよ」
私「どういうふうに違うんですか?」
店「キンカンはアンモニア成分くらいしか入ってないんですが、こちらはいろいろ入ってまして、キンカンよりもよく効きます」
私「じゃあそっち試してみます」
店「ありがとうございます、×円になります」
どう思いますかこのやりとり。こっちはキンカンを指名買いにいってるのに、その野望を打ち砕かんとする店員。いや別にキンカンじゃなくちゃダメとかそういう話ではなくて、だいたいキンカンを買おうとしたのもずっとキンカン使っていたからという惰性だからまあいいんですが、
私「なにかいいかゆみ止めありますか」に対して
店「こちらのがよろしいですよ」ならまだわかるのだ。
私「キンカンください」に対して
店「キンカンでしたらこちらのほうがよろしいですよ」って、なぜこういう事態に発展するのか? 「こちら」を今日中にあと×個売らなくちゃならないとか、薬局ってそういうのあるんですか?
ちなみに、キンカンの前を横切る奴、冒険活劇かゆみ止め(古いネタだね)は近江兄弟社の「かゆみとバイバイ」でした。