2年ぶりくらいにバイク(ホンダのCBR250R hurricane)を出してみた。当然バッテリーは上がっていたが、これを交換したらあっけなくエンジン始動。アクセルを吹かしたときの「吹け」がやや怪しいが、これも掃除すれば大丈夫だろう。
このバイクに乗り始めたのは93年の秋からだが、94年の夏にスバルのレックスを手に入れてからはそちらを使うことが多くなっていた。バイクに乗るには、長袖を着て、荷物をコンパクトにして、バイクにまたがり、ヘルメットをかぶり、グラブをしなければならない。1つ1つの動作は少しのことだが、車に比べるとバイクは「儀式」が多いから、そのぶん「乗るゾー」という気合いが必要なのだった。さあ乗るゾー。
バッテリーを替えたばかりで充電したいし、古いガソリンを使いきってしまいたいから、なるべく長距離を走りたい。といってももう日が暮れてしまったので、とりあえず都心へ出てみた。
バイクで大きな国道を走る楽しみの1つに、信号待ちでのバイク大集結がある。バイクは車の列の脇をするりと抜けられるから、赤信号になると信号待ちの行列の先頭にバイクが集まってくる。レーサーレプリカ、アメリカンタイプ、オフロード、スクーターなど、いろいろなバイクが青に変わるのを待つ。変わった。車よりはるかに加速のよいバイクの集団が飛び出していく中に、自分のバイクも加わっている連帯感。そして、手と足だけで運転できる車と違い、ちょっとした体重移動で制御できる一体感がバイクにはある。んー、いい感じ。30kmほど走って帰宅。以前「まんぷくや」のメインコンテンツだった「Drive my car challenge 100,000km!!」ふうにトリップメーターを記せば
NOW | 1 | 3 | 9 | 4 | 1 | . | 3 | km |
となるけれど、この企画をバイクでする気はありません。ええありませんとも。