新宿で偶然、知人のD氏を見つけた。場所はゲーセン。向こうはDance Dance Revolution(以下DDR)をプレイ中。後ろ姿を見ながら、踏み終わるのを待つ(まめちしき:DDRをプレイすることを「踏む」という。DDRの主眼が「踊る」ことではなく、「矢印を踏む」ことであることから)。プレイが終わり、さて声をかけようとすると、こっ、これは別人!しかしこのシチュエーション、この背格好、この服装、この髪型。どれをとってもD氏そのものだ。一体こんな偶然があっていいものだろうか。もしかしてこの人はドッペルゲンガー?にしては、顔は別人とわかっちゃう程度の似ぐあい。じゃあコスプレ?としても、なぜあえてD氏のコスプレをする人がいるのかわからない。謎の人はさっさとゲーセンを出ていってしまった。真相は闇に葬られたのだった。