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99/02/11 (Thu.)

元記事:ただ日記−99/02/11 (Thu.)】

冬なので気分が出るだろうと、真保裕一の『ホワイトアウト』(新潮文庫)を読み始めた。
 新潟県福島県の県境近く、雪に閉ざされた山奥の巨大ダムがテロリストに乗っ取られるという、アクションでサスペンスな話。雪山の描写が寒くて寒くて、
「雪がつぶてとなって、まともに顔にぶつかってくる。息が詰まり、目を開いているのさえ辛く感じる」とか、
「にじみ出た汗が背中や脇で冷え、体の熱を容赦なく奪っていった。血管までが寒さで縮こまっているらしく、風の鳴る音とともに耳の中で血液の脈動がやけに大きく聞こえた」とか、いかにも寒そうな場面が満載なのだった。うー、寒い。今日は東京でも雪になり、ちょっと気分出すぎである。おまけにテレビで『遊星からの物体X』をやっていたでしょう。この映画、舞台が南極!次から次へと冬本番な1日であった。