【元記事:ただ日記−99/02/03 (Wed.)】
ウディ・アレンの『地球は女で回ってるDeconstructing Harry』観る。主人公は例によって神経質な作家のウディ・アレンで、現実と虚構をしゃきしゃきと切り刻んで並べたような作品。ウディ・アレンの現実と願望をいろんな手口でご披露してくれちゃって、パンフを読むと元ネタがあるネタも多々あるようだったけれど、今日はこちらの体調思わしくなく、こまごまとしたくすぐりをなめたくらい。ウディ・アレンて、いろいろちょまちょまこせこせしつつ、結局ナンカウマイコトヤッテル人のような気がする。『地球は女で回ってる』という邦題は言葉のリズムが好きだけど、実際の中身は『地球を女が回ってる、その中心にウディ・アレン』っちゅー感じであった。あ、それとは別に最後の表彰シーンは、良いんだけど「いいのか〜?」でもあるけど良いシーンでした。