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99/01/13 (Wed.)

元記事:ただ日記−99/01/13 (Wed.)】

先週書いたとおり、やはりゆうべは『救命病棟24時』を見てしまった。すると、どうも変だ。なんだか番組が違うようなのだ。わかった。この番組は『救命病棟24時』であって『ER』ではない!なんて、オリジナリティがあるのはいいことなのだが、この脚本の散漫さや、病院を舞台にしながらも感情的な人ばかりが出てきて、熱意や誠意が大安売りのウェットな内容は自分の求めるところではないのだった。
 ところで、このドラマではオープニングや回想シーンにフィルム撮影とおぼしき映像が使われている。ノイズや残像の乗り方が独特で、テレビドラマではありふれた技法なのかもしれないが、ドラマをほとんど見ない向きにはビデオ映像との対照が新鮮だ。逆に、映画がテレビ放映される際、特に最近作られた映画では色合いがやけにビデオっぽかったりして謎である。そういえば『ガメラ 大怪獣空中決戦』は、主人公が報道陣に囲まれるシーンがビデオ撮影で、映画館で観たときは「フィルムで見るビデオっぽさ」が面白かったのだが、これがテレビ放映されるとこのシーンだけとっても安っぽい画面になってしまっていたのが印象的だった。