オープンソースの画像生成AIをセットアップから使い方まで解説する『Stable Diffusion AI画像生成ガイドブック』(ソシム刊)発売中(→本のサポートページ

95340.5km+1.5km=95342.0km

元記事

深夜、近所に住むレックスの前オーナーN先輩宅へ、明日留学へ旅立つ友人Aさんへの餞別を受け取りに行く。ブツは、先輩がアメリカ出張のときに飛行機が遅れて帰れな〜いという状況で買った、国際電話もかけられるLAXのテレホンカードだ。
 テレカといっても日本のそれとは違い、電話機には差し込まない。カードの裏にフリーダイヤルの番号がいくつも書いてあり、それぞれ各種の言語(英仏独語にスペイン語、イタリアハングル廣東話、そして我らのジャパニーズ)で案内音声が応答する。ここでカード固有の番号(PINという)に続いて相手先の電話番号をかければ、めでたく電話がつながるというわけ。先輩から受け取ったのは$20のカードで、これで日本とは5分話せるということだった。面白いのはこのカードがrechargeable、つまり残金がなくなってもまた度数を追加できるということだ。詳しい仕組みは聞きそびれたが、カードに「追加料金を入れたいときは#を押して、案内に従ってください」というようなことが書いてあった。
 とまあ、そんなカードを明日渡すわけである。自分もなにか渡すつもりだがまだ決まらない。日本語の本でも渡すことにしようか。となれば趣味に走ってツツイの『虚航船団』かコマツの『果しなき流れの果に』か。でも留学に行くのに日本語はアレだろうか。イヤイヤ英語漬けになる時期こそ日本語のよさを…(それにしちゃ〜の選択肢ですね)。全然車の話をしてないな。いかんいかん。
 先輩宅の帰りにコンビニに寄る。
 明日は16:10のフライトだというが、いったい何時に家を出ればいいのだかわからない。