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「ハイビジョン特集」で面白そうな番組あれこれ

【元記事:「ハイビジョン特集」で面白そうな番組あれこれ:d:id:manpukuya:20070926:bshi
  • 9月27日(木)20:00〜21:49「“核”の内幕 〜米ソ対立とスパイ戦争〜」
  • 9月30日(日)19:00〜20:30「宇宙船ウェイク・アップ・コール 〜2001年からの宇宙の旅 地上との交信〜」
  • 10月1日(月)20:00〜21:50「数学者はキノコ狩りの夢を見る〜ポアンカレ予想・100年の格闘」

NHKハイビジョンで、面白そうなドキュメンタリーがまとめて放送されるのでまとめて紹介。

フロンティア 20世紀 “核”の内幕 〜米ソ対立とスパイ戦争〜

  • 放送日時:9月27日(木)20:00〜21:49

20世紀に繰り広げられた、米ソによる核開発競争。人類の運命は、開発に携わった科学者の価値観や、スパイによる情報戦など、極めて不安定な要因によって左右されていた。その時、米ソの現場ではどのようなドラマが展開していたのか。

およそ半世紀が過ぎた今、CIAやKGBの当時の機密資料が公開され始めている。

この番組は、公開された機密情報や映像資料を駆使しながら、当時の模様を再現したドキュメンタリー・ドラマである。

核兵器開発は、第二次世界大戦中にアメリカによって始められた。しかし、圧倒的な優位を保っていると見られたアメリカの技術は、ごく短期間でソビエトの追随を許した。その背後には、ソ連に情報を流し続けた、あるスパイの存在があった。一方、核戦争が最も現実的な脅威となった「キューバ危機」。その時ケネディ大統領の決断の鍵となったのも、ソ連中枢に食い込んだスパイからの情報だった。

20世紀の“核”をめぐる2つの重大なエピソードを取り上げ、核兵器をめぐって、世界がいかに危ういバランスのもとに成り立っているかに迫る。

BSオンライン - ハイビジョン特集

「宇宙船ウェイク・アップ・コール 〜2001年からの宇宙の旅 地上との交信〜」

  • 放送日時:9月30日(日)19:00〜20:30

宇宙の一日は、ヒューストンの管制センターから送られてくるウェイク・アップ・コールではじまる。宇宙飛行士を起こす目覚めの曲は通常2分あまり、その後管制官が「グッドモーニング」と呼びかけるのが慣例だ。曲は宇宙飛行士自らのリクエストもあれば、家族や友人、地上スタッフからのプレゼントの場合もある。1970年代のアポロ計画から今日まで続くこの伝統には、それぞれの曲にこめられた思いと時代を映す物語がある。

21世紀最初のフライトとなったスペース・シャトルを起こしたのは、スタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」で使われていた「青きドナウ」だった。1968年に公開された映画は、主人公の宇宙飛行士が驚愕の体験を経て進化し、戦いをやめない人間の歴史に終止符を打つという暗示で終わっている。しかし、現実の21世紀は、同時多発テロイラクの戦争、深刻化する地球温暖化など、地上の問題は続いている。

人は宇宙空間に出ることによって、地球への意識が変わると言われる。あのとき宇宙飛行士たちは、どのような曲で目覚め、400キロ上空の周回軌道から地上の出来事を見つめていたのだろうか。宇宙飛行士たちや家族へのインタビューに、NASAのオリジナル音源と映像を使って、2001年宇宙の旅「その後」を辿る。

BSオンライン - ハイビジョン特集

「世紀の難問に挑んだ天才たち〜ポアンカレ予想・100年の格闘」

  • 10月1日(月)20:00〜21:50

(これのみ、「NHK番組表」でのタイトルと異なる)

宇宙に果てはあるのか?宇宙は一体どんな形なのか?

人類が長年、問い続けてきた謎に大きく迫るヒントが去年見つかった。百年もの間、誰も解けなかった数学の難問「ポアンカレ予想」が証明され、宇宙がとりうる複数の形が初めて明らかになったのだ。世紀の難問を解いたのはロシアの数学者グレゴリ・ペレリマン(40)。その功績により、数学界最高の栄誉とされるフィールズ賞の受賞が決まったが、彼は受賞を拒否し、数学の表舞台から消え去ってしまった。その真意をめぐってさまざまな憶測を生んでいる。「ポアンカレ予想」にはこれまで、幾多の天才たちが魅了され、人生のすべてを賭けて挑み、そして敗れ去ってきた。ペレリマンがその栄誉に背を向け、失踪したのはなぜか。そもそも数学者はなぜ難問に挑み続けるのか。番組は、ポアンカレ予想が解けるまでの百年にわたる天才たちの格闘のドラマを追い、ともすれば取りつきにくい純粋数学の世界と数学者たちの数奇な人間模様を描いていく。CGと実写の合成を駆使し、“天才の頭の中”を映像化する知的エンターテイメント番組。

BSオンライン - ハイビジョン特集

ポアンカレ予想を解いた数学者

ポアンカレ予想を解いた数学者

BS1で10月21日に「青い目 茶色い目」が放送されます

ちょっと先の話ながら、一度見てみたいと思っていた番組が放送されるのでついでに紹介。

  • 放送日時:10月21日(日)23:10〜23:56

「青い目 茶色い目 〜教室は目の色で分けられた〜」

1968年、キング牧師が暗殺された翌日、アメリカ・アイオワ州のある小学校で人種差別についての実験授業が行われた。クラスを「青い目」と「茶色い目」の子供に分け、青い目の人は優れ、茶色い目の人は劣っていると決めて一日を過ごさせた。(日本語音声のみ)

BS世界のドキュメンタリー

青い目茶色い目―人種差別と闘った教育の記録 (NHKワールドTVスペシャル)

青い目茶色い目―人種差別と闘った教育の記録 (NHKワールドTVスペシャル)

書籍は絶版ですが、こういう本はたいてい図書館にあるでしょう。