『鉄子の旅』全6巻セットと鉄道趣味

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Amazonからおすすめメールが。

鉄子の旅全6集完結セット (IKKI COMIX)

鉄子の旅全6集完結セット (IKKI COMIX)

Amazon.co.jpで、以前に『福知山線5418M 一両目の真実』(ISBN:9784767805962)をチェックされたお客様に、『鉄子の旅 全6集 完結セット』のご案内をお送りしています。

う、なるほど。『福知山線』は確かにチェックしました。自分が担当した本ですから。

しかし自分が「鉄子の旅」を知っていて、しかもなかなか気に入っていて、にもかかわらず単行本は買っておらず、なおかつこの機会に単行本を買いかねない人間だとまで見抜かれるとは、Amazonって本当に恐ろしかばい。

それにしても、ついに完結したんだね「鉄子の旅」。「鉄っちゃん」vs.一般人のありさまを的確に描写していて、「IKKI」を買っていたころはお気に入りだった。この機会に全巻買ってしまうか…。いやいや…。

ところで「鉄子の旅」には、眞鍋かをりがゲストに出る回がある。彼女は鉄っちゃんの「乗り鉄」(乗るのを楽しむ)や「撮り鉄」(撮るのを楽しむ)、「ダイヤ鉄」(時刻表を楽しむ)といった専門領域のありさまを、こんなふうに表現している。

乗り鉄撮り鉄の分かれ方って、大学の学部とか学科みたいですよね。

うまいたとえ。そしてこれは、鉄道という趣味が、学部レベルで分解できるほど細かく、また懐が深いことの証左でもある。

レールはそこに敷かれており、列車はそこを走っている。ダイヤや信号、ブレーキの方式なども含めて、すべて人間がゼロから作り上げた。

鉄道は、人間によって完全に制御されている巨大なシステムだ。誰だったかが「鉄道のように大きく、また細かく作り上げられたシステムはほかに軍隊くらいしかないだろう」と言っていた。この巨大システムのどの部分を注目するかは、無数の「鉄っちゃん」によって違ってくる。美しく整理されたシステムを、自分なりのルールで眺めればよい。そして、「眺めることしかできない」ことも含めて、そこが鉄道の面白さだと思う。

(BS2の「熱中時間」には、線路の脇の防風林「鉄道林」をウォッチしているという、鉄っちゃんの中でも果てしなくコアな人が出ていた)

「ウミガメのスープ」強化週間・その3

【元記事:「ウミガメのスープ」強化週間・その3:d:id:manpukuya:20070315:LTP

明日の朝、日テレ系の「ラジかるッ」にて、『ポール・スローンウミガメのスープ4』が紹介されます(→d:id:Imamura:20070313:LTP)。ライブドア裁判の判決が朝10時に出るため、放送はその報道特別番組のあとになります。

ここでは、LTP紹介の特集として、シリーズの中から問題とヒントを紹介しています。

今日はこんな問題です。

シリーズ第3弾『ポール・スローンの札束を焼く強盗』(ISBN:4767805112)から

[書影:ポール・スローンの札束を焼く強盗]

Q2「CDの値段」【難易度★☆☆☆】
女性がカウンターにCDを差し出した。店員が「4ドルです」と言うと、女性は4ドルを払って、CDを持たずに店を出て行った。にもかかわらず、店員はそれを追おうともしなかった。なぜ?

このような、一見普通ではない状況をどう考えるかという問題はLTPの基本です。

「CDの値段」のヒント
  • 店員は、女性がCDを置いたまま出て行ったのを見ても驚かなかった
  • 女性がお金を払ったのは、CDを買うためではなかった

ウミガメのスープ」の典型である、ある隠された事実に思い至ればすぐ解答にたどり着きます。この問題は、隠されている事実が1つだけですから、比較的簡単な問題といえるでしょう。

Q31「7年目のぜいたく」【難易度★★★★】
ある女性が菜園の土を耕していると、現金や宝石がぎっしり詰まった箱を見つけた。女性はその後7年間、お金にも宝石にも手をつけず、また宝箱のことを誰にも話さなかった。そして、7年がたったある時から、女性は新しい車や家、高価な服などを買い始めた。きっかけはなに?

これは難しい問題です。問題文の中に、誤解を誘う部分がいろいろあるからです。出題者に質問できるなら、聞くまでもないと思えるところをあえて質問すると、意外な展開があったりするかもしれません。

「7年目のぜいたく」のヒント
  • 7年間は、なにかからほとぼりがさめるまでの期間といったものでなかった
  • 女性は早くぜいたくをしたかったが、それをできない状況にあった

女性が置かれていた特殊な状況とは、いったいなんでしょうか。そこがポイントです。

思いもよらない解答に至るには、先入観を捨てて、ものごとを別の方向から見るようにすることです。それが水平思考(lateral thinking)なのです。