Windows XPは「必死」感、Mac OSは「柔らかい」感
常用のWindowsマシンがだいぶ疲れてきたようで、やむを得ず見栄えやメモリ関係など、設定をいろいろいじって高速化した。
「やむを得ず」なのは、パソコン関係の雑誌や書籍の仕事をしていたなごりである。誌面に掲載するスクリーンショットを取る関係で、見栄えはカスタマイズしないのが基本だったから。
- 参考にしたページ
少し使ってみたところ、どうやらそれなりに軽くなったような気がする。ほっと一息。
今回高速化したマシンのスペックは、Pentium 4/2.4GHz、メモリ1GB。本来なら、Windows XPを動かすには申し分のないスペックのはずである。
でも使っているうち、メニューの下位項目を表示させようとしたときとか、エクスプローラでフォルダツリーを展開しようとしたときとかに、やけに待たされるようになってきたと感じた。Windowsってこういうとき、「必死」感がすぐ顔に出るOSだと感じる。ちょっとしたこと(と思える操作)で、ウームとしばらく考え込んでしまう。「今がんばってますからちょっとお待ちください」という雰囲気である。
こちらの使い方が悪いのかもしれない、と思わないでもない。Firefoxのタブをたくさん表示させたままにしているとか、たまにしか再起動しないとか。
でもMac OS Xは同じような使い方をしていても、今のところそういう必死そうな様子を見たことはない。メニュー項目の表示どころか、そのエフェクト(「ほわん」と透明度が上がっていって表示されるとか)も無理せずにこなしているように感じる。
ほかにも、ウィンドウをDockにしまうとき(Windows的には「ウィンドウを最小化するとき」)、ジニーイフェクトでムニュッとしまわれる様子も、そこでもたついたり待たされたりすることはない。ほかの処理が重くて表示が追いつかないときでもゆっくり入っていくわけではなく、コマ落ちするような動きになるから待ち時間は変わらない。
これはexposé(エクスポゼ)を使って、デスクトップ上にすべてのウィンドウを縮小して配置したとき(説明が難しい…どういうことかはアップルのサイトをご覧ください)も同様である。
ほかにも、[Ctrl]キーを押しながらホイールを回転させると、表示中のデスクトップが拡大表示されていく(この機能、名前はついているんでしょうか?)、なんて機能もある。
どれも、内部的にはとっても重いグラフィック処理のようであるが、Macはどれも軽々とこなしてくれる。各種のエフェクトは邪魔な感じがせず、それどころか心地よい。だからこれらの表示エフェクト(Windows的には「視覚効果」)をオフにしようとは思わない。
こんなふうにOS Xは、基本的なグラフィック表示のレベルで、Windowsではちょっと考えられない軽快さがある。
だからMacのウィンドウは、紙のように「柔らかい」感じがする。Windowsのウィンドウは、最大化されることが多いせいか、あるいは色合いや影のつけ方、もしくはフォントのせいか、Macよりずっと「固い」、個人的には板チョコやせんべいのようなイメージである。
Windowsではマウスのボタンを指一本で押すのに対して、Macのマウスは基本的に複数の指で押すことも関係しているかもしれない。
こういう手ざわりのようなものも、OSを使うときには大切だと思う。
関連記事…を探していたら、同じようなことをもう何回か書いてました
- 「WindowsとMac、使いやすいのはどっち?」(d:id:Imamura:20061027:UI)
- 「自分にとって、なぜMighty Mouseなのか」(d:id:Imamura:20050803:mouse)
- 「ゆこうよまぶしいmac miniの世界」(d:id:Imamura:20050309:macmini)
マックノート彗星見に行きたい!
南半球では、マックノート彗星が見ごろを迎えているようだ。「過去30年で最も明るい」そうで、普通の夕焼けに彗星が入っている写真がたくさん撮影されている。うーん、うらやましい。見に行きたい。
「星の情報.jp」の記事によると、北半球では、いく筋にも分かれた尾ならなんとか見られることもある…らしい。
10年くらい前、たしか百武彗星が来たときのことを思い出す。スキーに行った夜、「彗星が見えるかも」と宿から出て空を見上げたら、彗星は見えるどころか、天を二分割するように堂々と横たわっていた。
彗星はいくら見ていても動くわけではないけれど、雄大な眺めをしばらく楽しんでいたのだった。
「世界樹の迷宮」絶賛品切れ中
「世界樹の迷宮」はとりあえずあっという間に売り切れたようで、公式ブログにも告知が出た。
2007年1月18日(木)発売のニンテンドーDS用ゲームソフト「世界樹の迷宮」は、お客様から大変ご好評を頂いており、深く感謝申し上げます。
お客様からのご期待に沿うべく、商品の出荷を随時続けておりますが、依然として品薄の状態が続いております。
「世界樹の迷宮」を楽しみにお待ち頂いているお客様に、一刻も早く商品をお届けするべく全力を尽くしております。
世界樹の迷宮Blog » 「世界樹の迷宮」出荷状況について
自分はというと、「『世界樹の迷宮』はただの『昔風3DダンジョンRPG』ではなさそう」なんて記事を書いておきながら、こんなに話題になるとは思っておらず買いそびれてしまった。日曜にゲーム屋に寄ってみたが、そこはやっぱり売り切れていた。
気が向いたときに買おうという気分でもあったし、今は新しいゲームを始める気力が足りないからちょうどいいかも。
そうそう、公式ブログには説明書の訂正も出ていましたぞ。
- 「世界樹の迷宮Blog » 取扱説明書の誤記に関しまして」より
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- ゲームオーバー(P29) [バトル項目]:「戦闘不能になっても、経験値は減少しません。」
- 長鳴鶏の宿(P30) [施設ガイド]:「夜まで休憩する:体力・TPは宿泊と同様に全回復します。」

- 出版社/メーカー: アトラス
- 発売日: 2007/01/18
- メディア: Video Game
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関連記事
- 「『世界樹の迷宮』はただの『昔風3DダンジョンRPG』ではなさそう」(d:id:Imamura:20070118:sekaiju)
晴れ
- 2007年1月22日の記事をまとめ読み:http://ima.hatenablog.jp/entries/2007/01/22