『ルネッサンス』この夏公開
この日記には感想を書けていないけれど、いろいろ映画は観ている。「スキャナー・ダークリー」の予告で「ルネッサンス」というフランスの映画が紹介されていた。
とてもインダストリアルな未来のパリを、フィルム・ノワール風に陰影たっぷりに描いていてカッコイイ。ジャンルとしてはCGアニメーションだけれど、人物は基本的にセルアニメ調だし、レンダリングされた建物はべったり塗りつぶされて輪郭だけが浮かび上がるなど、ピクサーの明るくリアルなCGアニメとは正反対の絵作り。巨大建築好きの人や工場好きな人にすすめたい。
公式サイト
- →「RENAISSANCE Le site officiel du film de Christian Volckman - En DVD le 27 septembre 2006.」(フランスの公式サイト)
- →「映画『ルネッサンス』オフィシャルサイト」(今のところ画像1枚だけ)
時をかける少女2.0
ああもうDVDになってしまう。
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2007/04/20
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2007/04/20
- メディア: DVD
しかし誰もがほめるこの映画、DVDでは見たくない。映画館、映画館だ。
「MovieWalker - 時をかける少女 東京 映画館」によると、恵比寿ガーデンシネマでは1月19日まで、六本木ヒルズでは1月20日から上映か。
ほかに見たい最近の映画
というと、「パプリカ」(→首都圏の上映館)と「硫黄島からの手紙」(→首都圏の上映館)のあたり。
「硫黄島 地獄の36日間」(→首都圏の上映館)というアメリカのドキュメンタリー映画もあって、上映時間が実に351分! 6時間近くあるため、今やっているアップリンク・ファクトリーでは「休憩2回あり」とか「お茶が出ます」とか書いてある。「SHOAH」みたい。残念ながら、ここでの上映は今日まで。機会があればぜひ観たい。
保存でウハウハ
上の記事を書いていて、「保存ノウハウは」と入れるために「ほぞんのうはうは」を変換したら、最初に出てきた候補が「保存のウハウハ」だった。
まるで自分が、ノウハウよりもウハウハを優先しているみたいじゃないか。失敬な!
軍艦島を観光資源化
だそうですよ奥さん。
ああいう廃墟の保存ノウハウは、原爆ドームのが参考になるような気がした。
原爆ドームのもととなった広島県産業奨励館は1915年の竣工だそうで、普通なら築100年近い建築物だ。原爆で崩れた建物を保存するために、たとえば外壁は、上部が厚いゴムのようなもので覆われている。雨水などが部材に浸食するのを防ぐためだろう。
同じようにして、軍艦島の建物も保存できたらいいな。
そうそう、「ワンダーJAPAN」の最新号は、ちょうど軍艦島を特集していた。40ページにわたって、軍艦島の写真が満載。これはたまらん。
ワンダーJAPAN―日本の《異空間》探険マガジン (3(2007WINTER)) (三才ムック (vol.141))
- 作者:
- 出版社/メーカー: 三才ブックス
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: ムック
晴れ
- 2007年1月12日の記事をまとめ読み:http://ima.hatenablog.jp/entries/2007/01/12