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Gmailのスパムフィルタ、その後

【元記事:Gmailのスパムフィルタ、その後:d:id:manpukuya:20051010:gmail

Gmailのスパムフィルタを個人メールの受信に活用」(d:id:Imamura:20051005:gmail)で、プロバイダへのメールをいったん全部Gmailへ転送し、スパムをどの程度フィルタリングできるかを試してみた。

結果は非常によい。メインで使っているメーラー秀丸メール」のスパムフィルタよりも、ずっと正確にスパムメールを抽出できている。面白いのは、タイトルに「未承諾広告」とあるメールがスパムと判定されなかったこと。いやそりゃそのタイトルだけでは絶対スパムとは言い切れないけれど、「未承諾広告」と書いてあればたいていはスパムである。広告関係の事業も行っているGoogleらしいと思った。あと、自分のメールアドレスに1日に届くスパムは50通前後で、ほぼ変化がないことがわかった。これも面白い。

試みに、AH-K3001VGmailへアクセスしてみた。AjaxバリバリのGmailが、京ぽんOperaでどう見えるか心配だったが、少なくともどんなメールが届いているかのチェックには問題なく使える(返信機能は未チェック。また表示設定は英語のみで、変更はできないようだった)。自分の場合、届いたメールを全部PHSに転送する必要はない。ネットにつなぐ手段がPHSしかない場面でも、なるべく早く読むべきメールがあるかどうかがわかれば十分だし、それを知りたくなることもあまりないからだ。

次にいよいよ、通常使っているメーラーの「秀丸メール」の受信設定を書き換えて、プロバイダ(DTI)のサーバーからではなく、Gmailの方からメールを受信してみた。問題なく受信できる。いい感じだ。

メールの送信は今まで通り、DTIのサーバーを通して行う。そのため、メールを使う際のユーザー名とパスワードの組み合わせが、受信時と送信時で異なることになる。秀丸メールではこれらを別々に設定できたが、メーラーによってはそこがネックになるかもしれない(その場合の対策は1つ後述)。

これで一応、Gmailの高性能なスパムフィルタを通してメールを受信できることがわかった。さて実際にどう運用するかだ。

Gmailからメールを受信。プロバイダのメールは転送時にメールサーバーから破棄する?

プロバイダのメールをすべてGmailへ転送し、メインのメーラーでも、Gmailのスパムフィルタを通過したメールだけを受信する。プロバイダのメールサーバーに届いたメールは、すべて転送時に破棄する。

利点
  • Gmailの高性能なスパムフィルタを使えるため、スパムを受け取る確率が格段に減る。メーラーのスパムフィルタは、スパムも含めてすべてのメールをいったん受信するため、外出先の細い回線では使い勝手が悪い。これが解消される。
欠点
  • Gmailがダメになると、プロバイダのメールサーバーに問題がなくてもメールを受け取れなくなる。
    • プロバイダからの転送時、メールを破棄しない設定にもできる。ただその場合、メールボックスがいっぱいにならないよう、定期的にメールボックスの内容を削除しなければならない。「受信後10日たったメールは破棄」のような設定がDTIでできればよいのだが。
  • ときどき、スパム扱いしたくないメールがスパムと判定されるので、ブラウザでGmailへアクセスし、スパムの判定状況をチェックしなければならない。
    • これは小さな欠点。そもそもスパムフィルタを使っているのならば、この労をいとうべきではない。

Gmailのスパムフィルタは補助的に使い、メインのメーラーは一部の状況下を除き引き続きプロバイダから受信する?

Gmailへ転送されたメールの受信は、旅行先など細い回線でネット接続したときや、PHSを使った外部からのチェックなどにとどめる。プロバイダからのメールはスパムも込みで届くが、メーラーのスパムフィルタで、ある程度は除外できる。また、ローカルで動作させるスパムフィルタ「POPFile」の使用を検討してもよいかもしれない。

利点
  • メインのメーラーはプロバイダのメールサーバーにアクセスするため、Gmailの状況に左右されない。スパムもまとめて受け取ることになるが、自宅など太い回線では問題にならない。
  • メインのメーラーの設定はそのままなので安心。
欠点

まとめ:しばらくは後者の方法で

当面は、メインのメーラーはプロバイダから受信することにした。Gmailを迂回させないのと、メーラーの設定を今まで通りにしておけばよいのは二重の安心感がある。秀丸メールのスパムフィルタによほど不満がたまったら、また考えることにしよう。ご清聴ありがとうございました。

おまけ:メールの送受信それぞれで、別のアカウントを使えないメーラーのために

メールの送信も、Gmailのサーバーを介して行える。その際、「From:」欄を自分の(Gmailではない)メールアドレスに変更すれば、相手はメールがGmailで送られたかどうかも気にしなくてすむ。

ただこれだと、メールの「From:」にあるメールアドレスのドメインと、送信メールサーバーのドメインが異なることになる。これが理由でスパム判定される可能性があるかもしれない。