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ペンタブレットを買う

なんだか最近買い物をしてばかりのような気がする。「[買]」カテゴリをつけてみた。

実は高校から大学のあたりまで、マンガ絵や人の似顔絵などをけっこう描いていた。色を塗ったりマンガに仕上げたりといったレベルではなかったが、それなりに楽しく描いていたわけです。でも今は、紙に絵を描く機会がとても減り、これは自分にとって結構不本意だと常々思っていた。そんなわけで、ワコムタブレットIntuos」を中古で購入。ひと世代前の少し大きめなモデル、Intuos2「i-620」である。

さっそく「SAI」と「1bit-Paper」をインストール。

以前Mac用に入手したArtPadだと、描き始めに引っかかりがあるのがいやで使わなくなってしまったのだが、今回はマシンが速いのかソフトが軽いのか、するするとよく描ける。

まずはタブレットに慣れるために、1bit-Paperでどんどん線を描く。タブレットに慣れるには、いったん引いた線をもう一度なぞる練習をするとよい、とものの本には書いてあった。

ついこの間まで知らなかったのだが、「絵描き」の快適さを重視するペイントソフトでは、キャンバスを回転させて描く機能が一般的なのね。たとえば水平線をきれいに描くには、紙をななめにするとよい。内部的なデータは変化しないから、いくら回転させても画像は劣化しない。すばらしい。

タブレットのバンドルソフトには、ペイントソフトの「Painter」や、マンガ描き支援ソフト「ComicStudio」などの簡易版がある。しかし簡易版とはいえ高機能なソフトをいきなり練習しようにも、線がよれよれでは仕方がない。

しばらくは、「1bit-Paper」や「SAI」でなるべくたくさん落書きをしよう。そのうちに、絵を描く勘が戻ってくるだろう。ゆくゆくはカラーの素人イラストくらいは描けるくらいにはなりたい。

参考

2000年ごろのらくがきが出てきた話。Palmはちょっとしたお絵描きを気負わずできるいい端末でした。