アマゾン、出版社向けに販売冊数データの提供を開始
だそうだ。「文化通信速報版」より。
アマゾンには「売り上げランキング」という公開データがあり、商品紹介ページで誰でも見ることができる。しかしこれがくせものである。弊社刊行物において、明らかに売れがよい本とそうでない本で、「売り上げランキング」が長期間逆になっていたりする。
でも、信頼性はどうあれ、ランキングというものはついチェックしたくなるもので、「Amazonの売上ランキングを定期的に自動取得する」(g:mpk:id:manpukuya:20000005)というしくみを作ったりもした。アマゾンのうまい商法のひとつといえるだろう。
さて今回提供されるようになるという販売冊数データは厳密な数値であるから、「売り上げランキング」のような謎さはないだろう。ぜひ「売り上げランキング」との対応を調べたい。いや誰か調べてくれないかなあ。
ちなみにこのデータ提供システム、記事によると「あまぞー」というそうだ。「はまぞう」が一周して戻ってきたみたいですね。
みんな大好き塊魂(ASIN:B0009NUP2G)
数時間遊んだ。説明書もタイトルも、過剰にハッピーな雰囲気で楽しい。
「ナムコの高橋慶太氏がPS2『塊魂』について講演。テーマは『世界平和』? 独特のビジョンを展開」(GAME Watch・05/03/13付)によると、デザイナーの高橋慶太は「人を楽しい気持ちにさせれば、戦争もなくなるかもしれない」というポリシーの人で、楽しさを商品にする仕事としてゲーム会社を選んだのだそうだ。
「ストレスを発散するためのゲームを作っているのではない。生活を楽しくする、素敵なフィードバックがあるゲームを作りたい」そうで、そういう意図はちょっと過剰なくらいに感じる。
さてさて、いくつか遊んでみた中では、レースの面が特にいい感じ。この面では塊が、常にサーキットに沿う方向にダッシュしているような動きをする。塊魂のルールに重力の方向性を加えて、新たな地平が開かれている。
あ、でも遊び始めのうちはどのステージでも塊をあまり大きくできないから、ステージ終了時に王様やNPC(ていうのかどうか)に毎回けっこうひどい言われ方をする。これはちょっとやだな。せっかく作ったのだから、もっとほめてほしい。
さーてまた転がそう。
追記の嵐
内之浦のロケット打ち上げ見学ツアーに写真や文章を追加しました。
- d:id:Imamura:20050705
- d:id:Imamura:20050706(9日夜12時ごろ、さらに追記しました)
- d:id:Imamura:20050707
なお、M-Vの打ち上げは一応10日の14時に決まったようです。明日9時に、ランチャーを出すかどうかを決めるそうです(「宇宙作家クラブ ニュース掲示板」より)。
曇り
- 2005年7月9日の記事をまとめ読み:http://ima.hatenablog.jp/entries/2005/07/09