- http://d.hatena.ne.jp/yms-zun/20050609
- http://d.hatena.ne.jp/CAX/20050610
- [本][新刊]『殺された側の論理』『その「記者会見」間違ってます!...
「あいぽん争奪ゲーム」(g:hdd:id:kawabe:20050608:game)
「IP電話の加入者数がISDNを抜く〜総務省、2004年度の電話契約者数を公開」(Internet Watch・05/06/08付)
おお、ついに。ISDNは800万件を切ったとのこと。ISDNはねー、結局うまくいかなかったもんね。そしてIP電話830万件というのもすごい。固定電話の5000万件に比べればまだ少ないが、固定電話の1/6にまで追い上げてきたとも見える。
「『おとくライン』の不正営業活動で日本テレコムに行政指導」(05/06/09付)
「おとくラインの二次代理店による不適切な営業活動と処分について ニュースリリース:日本テレコム」に関して、日本テレコムが総務省から怒られましたという話。本人の承諾なしに勝手に契約しちゃったというケースで、まったくひどい話である。それを行った代理店ももちろん悪いのだけど、無理にシェアを上げようとインセンティブを高く設定した日本テレコムにも問題がある。
最近読んだ本〜佐藤幹夫『自閉症裁判―レッサーパンダ帽男の「罪と罰」』(ISBN:4896918983)
- 作者:佐藤 幹夫
- メディア: 単行本
浅草で起きた、レッサーパンダの帽子をかぶった男による事件のルポ。米光さんが勧めていたので読む。司法のあり方、報道のあり方、福祉のあり方などなど、いろいろな問題が提起されている。
それはそれとしてこれを読んで、裁判はやっぱりいやだな、どんな形でも参加したくないなと改めて思った。
少し前の「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」で、トグサが裁判の被告になる話があった。「聞かれたことにだけ答えてください!」(でもその質問ではどう答えても真意が伝わらないよ)、というようなやり取りでトグサがストレスをためていくのを見て、こういうのは苦手だなー、自分がトグサの立場になったら、冷静に公判を受けるなんて絶対できないだろうな、と思ったのだった。
裁判には、裁判を成り立たせるための独特の世界と言葉があり、同じ日本語が使われていても言葉の意味がことごとく違うという印象がある。そして自分は、裁判の世界観を知らない。裁判では、同時代に同じ国で同じ言葉を使って生きている相手なのに、自分の言葉が通じないのではないかという不安を感じる。
だから、この本の被告となった男が、裁判の言葉やルールを理解できず、自分の不利益になる発言をしてしまったりするのを読んでいると、程度の違いこそあれ、自分も裁判ではそのようなことをしてしまうだろうな、と思うのだった。
曇り/晴れ
- 2005年6月9日の記事をまとめ読み:http://ima.hatenablog.jp/entries/2005/06/09