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「MacintoshへのIntel製CPU搭載をジョブズCEOが宣言〜2006年6月には最初の製品を出荷」(PC Watch・05/06/07付)

ついに来た。MacIntelのCPUが載る。

「既存のPowerPC向けのコードをIntel環境下でも動作可能にする」という「Rosetta」が提供されるそうで、これがきちんと動くならばとりあえず心配はない。mac miniWindowsをインストールできる、とかにならない限り、ただ使うだけのユーザーには大きなメリットもデメリットもなさそうな気がするがどうだろう。あ、アップルのCMに「Intel Inside」のサウンドロゴが入ったら、心証の悪さがデメリットかも!

記事でもスティーブ・ジョブズがふれているように、アップルは68K CPUからPowerPCへの移行、Mac OS 9からOS Xへの移行と、大きな切り替えを2回してきた。ただ「我々はすでに2度の移行を経験し、成功を遂げている」というのはうーん、どうだろう。68KからPPCへの移行はとてもうまくいったという印象だけれど、OS Xへの移行はゴタゴタしてきた感がある(出版業界はOS Xに移行しづらく、そのイメージが強いからかも)。今回はどうなるか。

あと次期Mac OS Xのコードネームが「Leopard」だそうで、それは特撮版スパイダーマンですかと思った(それはレオパルドン→おお、ちゃんとキーワードになっている。すばらしい)。

「アノトペンで手書きアンケート リアルタイムに自動集計」(ITmedia・05/06/07付)

理想的な使い道。

アノトペンは、紙に書いた内容をそのままコンピュータに取り込める。紙のどの位置に書かれたかの情報も得られることと、タブレットと違って、実際の紙とペンを使うのがポイントである。

この技術はずいぶん前からあったけれど、さてどんな目的に使うといいかというと、いまひとつ「便利!」なものがなかったように思う。なーるほど、そう使うといいのだね。

と思ったら、「アノトペン初の実用化、○×つければ瞬時にテスト採点」(ITmedia・04/03/04付)という実用化例がほぼ1年前にあり、しかもこの記事は自分の日記で紹介していた(d:id:Imamura:20040306:p2)。さらに、そこで書いている内容も今日のとあまり変わらなかったりして。ははは。