この夏の大ヒット曲はモルドヴァ生まれ(media@francophonie)

いわゆる「マイヤヒー」がヨーロッパで大ヒットするまでの、さまざまな偶然に関する記事の和訳。PVへのリンクもあり。ネタ元はd:id:odaleex:20041008#p4さん。

ドキュメンタリー「人間の戦場 ダビデの歪んだ星」

【元記事:ドキュメンタリー「人間の戦場 ダビデの歪んだ星」:d:id:manpukuya:20041009:david

BS-iBSデジタル放送のTBS)で、10/11(月)の20:00〜21:54に放送される。先日、ある縁で視聴する機会があり、とても面白かったので紹介。

ユダヤ人の苦難の歴史を振り返り、では今はどうなのかと問いかける。かつてユダヤ人が受けた迫害を、今は自分たちが行っているのでは、という主旨。シャロン首相が、イギリスを相手に爆弾闘争をしていた過去を「独立・解放のための抵抗運動だった」と語るところが印象的だった。それは「テロ」とどう違うのか。

上記ページの内容が、放送後も残るかどうかわからないので、以下に全文引用。

番組のみどころ

新たな文明への序曲にも思えるユダヤパレスチナの死闘は、今、文字通り泥沼にあります。憎悪がひとつの流血を生み、流血への憎悪と報復が新たな流血をもたらす報復の連鎖…。

"我の他、神無し"と過激に強いる唯一の神「ヤホベ」。その神がモーゼについてこう語ります。

「我はお前の主…お前は神…我は熱情の神…我を否む者には父祖の罪を3、4代までも問う」

神がモーゼに与えた"約束の地"を守るため、ユダヤは自らを繰り返し「聖戦」に駆り立てます。もし"幸福な民族には歴史がない"という言葉が真実だとすれば、ユダヤが経験したいくつもの不幸は彼らに数奇な歴史をもたらしたことになります。ユダヤイスラエル」の国家はなぜ戦いを続けるのでしょうか? 彼らの神「ヤホベ」と歪んだ歴史の裏に、何が刻まれているのでしょうか…?

番組内容

イギリスの歴史家、ポール・ジョンソンは語ります。

「現代にテロを持ち込んだのはユダヤ人だ…」

強硬路線を踏んだベギン元首相、同じ策をとるシャロン首相。二人は"テロ"を、占領者に対する"抵抗"と位置づけています。「テロではない。祖国の解放だ」と。 共通する二人の思考の原点に、故郷ベラルーシのブレストでの悲劇がありました。1939年、ブレストに3万人いたユダヤ人はナチスとの戦いで5年後、10人にまで減ることになります。家族を奪われたベギンは激しい憎悪を胸にイスラエルに渡り、イギリス相手に爆弾闘争を展開しました…。 また、過激派組織ラヒに所属していた女性も同じように語ります。「パレスチナの目的はテロ、そしてイスラエルをつぶすこと。でも私たちは違う。自分の国を解放すること…」と。

ユダヤを歪めた理由はヨーロッパにあります。オーストリアの聖ステファン教会にある三位一体像、ペスト塔。1600年代後半に700万人を死に追いやった病原菌ペストの病因はユダヤに押し付けられました。1348年、スペインでユダヤ人医師が拷問の末、ペスト並みのルサンチマンを井戸に撒き、ヨーロッパ全土を苦しめた。この歴史的背景が同胞を追い詰めることになります。マインツライン川には1万2千人ものユダヤ人が川に浮かんだといいます。残党は比較的寛容だったポーランドに逃げ込みますが、600年後、その末裔たちはナチスに苦しめられることになります。

「ゲットー」とはユダヤ人を閉じ込める"檻"という意。幅50m、長さ300mの狭い檻に3000人が住んでいました。 第二次世界大戦中のポーランド、"ワルシャワゲットー"には悲しみ、絶望、死臭が漂っていました。ゲットーからは出られず、もし出れば死刑。辺りには死体が転がっていました。ヒトラーは、「ユダヤ金融資本による"赤色革命"は許さない」とユダヤ抹殺の戦いを強いります。600万人は今のオシフィエンチムアウシュビッツに収容されました…。毒ガス室で、命を落とした人は1日5万人とも言われています。 ドイツ人よりもドイツ語をうまく話し、文化、芸術で秀でた才能を示したユダヤ人は、徐々にドイツ人にねたまれました。罪はありません。同化しすぎたのかもしれません…。

1948年、イスラエルパレスチナを征服し、自分たちの国を手に入れました。しかし、両国の争いは今もなお続きます。テロは新たな憎悪を生むばかりで、報復の連鎖は終わりません。「聖地で一緒に暮らせばいいじゃないか」という声もあります。一方、「50年後、100年後になるかわからないが、どちらかの民族しか存在しないだろう」という声も。

なぜ血の争いを断ち切れないのでしょうか、これまでの歴史から何を学んできたのでしょうか。ユダヤ人が歩んできた軌跡を辿りながら、パレスチナ問題を考えます。

人間の戦場 ダビデの歪んだ星

翌週と翌々週にも、同じ「人間の戦場」シリーズとして「中東・命の水をめぐる闘い〜『和平』ロードマップに書かれない戦場〜」と「エルサレムに生と死の詩を〜イスラエルvsパレスチナ〜」が放送される。

論文は22:30から捏造

【元記事:論文は22:30から捏造:d:id:manpukuya:20041009:BS

d:id:Imamura:20041007:BSで紹介した、BS1のドキュメンタリー「史上空前の論文捏造」は、野球中継が延びて30分遅れの22:30〜23:20になりました。

録画予約している方はご注意を。

追記:楽しみに見た番組だったが…残念ながらまことに食い足りなかった。研究者たちの競争原理、「サイエンス」「ネイチャー」という雑誌がなぜ、どう権威づけになるかなどへの踏み込みはあまりなく、捏造が発覚するまでの流れにずいぶん時間を割いていた印象。なにが悪くてなぜそうなったのか、んでどうしたらよさそうなのか、というところへ向かっていってほしかった。「ヘンドリック・シェーン」「超伝導」「論文捏造」など、この番組関連の検索語でこちらへいらっしゃっている方々、どう思われますか。