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風雲児たち

幕末を描くために、いきなり「話は300年さかのぼる…」とやって関ヶ原から描き始める、大胆な大河マンガ。こうすることによって、幕末の各藩の行動原理や、人々のメンタリティなどがよくわかってくる。この2週間ほど、買っては読み買っては読みして、全20巻を読了。いや面白い。そして読みやすい。

最初のうちは「ひょうきん族」ネタが出ていたが、終わりのほうになると「ウゴウゴルーガ」ネタが出てきたりするのが、20年にわたる長寿連載の面白いところ。

ところが20巻を費やしても幕末を描ききることはできず、坂本龍馬が大人になる前に終わってしまう。これに続く「幕末編」は現在も連載中。次はこちらだ。

ライトスタッフ

[DVD:ライトスタッフ スペシャル・エディション]積みDVDから視聴。ふだん宇宙が好きとか言ってるくせに、実は初見。

マーキュリー計画で選ばれた宇宙飛行士たちと、伝説のテストパイロットの姿を描くもの。3時間以上と長いけれど長いとは感じず、とても楽しめた。

ソ連の宇宙計画の設計主任、コロリョフはなんだか髪の毛がなくてワハハハと笑っている。まるでサガットのようで、現在知られている姿とはだいぶ違っている。この映画が作られた1983年ごろは、まだこういうふうにしか知られていなかったのだろうか。

この映画には、アイゼンハワー大統領とケネディ大統領が出てくる。ケネディ大統領は当時のフィルムだけが使われているようだ。アイゼンハワー大統領役が誰なのか、調べてみたらRobert Beerという人で、この人はアイゼンハワーのそっくりさんとして何本かの映画にアイゼンハワー役で出演しているようだった(→IMDbの情報)。へー。とりあえず「ライトスタッフ」を「リスト::映画の中の大統領」に追加だ。