Amazonになくても在庫は十分
世界一の数の星を映し出すプラネタリウム「メガスター」を個人で作ってしまった人の自伝、『プラネタリウムを作りました。』(ISBN:4767802512)という本があります。この本を書いたプラネタリウムクリエーター、大平貴之さんが夕べの「トップランナー」に出ていたので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
実はこの本、私が編集を担当させていただいたのですが、Amazonでは先週の土曜日ごろから現在まで「在庫切れ」のままになっています。でもこれはAmazonが仕入れをしていないためで、出版社には十分在庫があります。
『プラネタリウムを作りました。』をお求めになりたい方は、bk1やイーエスブックス、e-hon、クロネコヤマトのブックサービスといったほかのネット書店や、最寄りの書店でお買い求めいただけますでしょうか。本が出たのは1年くらい前ですが、大平さんの「トップランナー」出演効果で、書店にも置かれやすくなっていると思います。
よろしくお願いします。
(今まで、自分の仕事に直接ふれる話はネットでは書かないようにしてきたのですが、この状況ではそうも言ってられません)
この記事を書くきっかけになった、d:id:dai_1120002:20040702#1088700964さんにトラックバック。ソニー製のプラネタリウム「スタープロジェクター」は、お台場の「エクスプローラサイエンス」で見られます。170万個の星を投影できるとのことで、この数字からおわかりのようにメガスターの技術が使われているそうです。ただ上映プログラムの内容は、d:id:Imamura:20031224:p1の時点では、星空を楽しむようなものではありませんでした。参考になれば。
コメント
id:dai_1120002『トラックバックありがとうございます。受けた経験がほとんどなく、おろおろしております。小学生の頃は毎月プラネタリウムを観に行っていましたが、最近ご無沙汰です。エクスプローラサイエンスも日本科学未来館も行ったことがないので、暇をみつけて行ってみようと思います。』
id:manpukuya『id:kankappaさん:どうぞどうぞ。今後ともよろしくです。
id:dai_1120002さん:メガスターは川崎市青少年科学館でも見られて、こちらはあまり混まないようですよ。ここで以前見たプログラムでは、もともと置いてある投影機との比較もしてくれたりして貴重な経験をしました。機会があれば。』
ヤン・シュヴァンクマイエル映画祭2004
渋谷のイメージフォーラムにて、ヤン・シュヴァンクマイエルの特集。2004年7月17日(土)から8月13日(金)。
各プログラムの上映作品は「プログラム作品データ」にあるが、下に軽くまとめ直し。
- Aプロ
- 『オテサーネク』(2000年)
- Bプロ
- 『悦楽共犯者』(1996年)
- Cプロ
- 『ファウスト』(1994年)
- Dプロ
- 『石のゲーム』(1965年)、『ワイズマンとのピクニック』(1969年)、『アナザー・カインド・オブ・ラブ』(1988年)、『肉片の恋』(1989年)、『フローラ』(1989年)、『スターリン主義の死』(1990年)、『フード』(1992年)、『プラハからのものがたり』(シュヴァンクマイエルへのインタビュー作品/1994年)
- Eプロ
- 『アリス』(1987年)
- Fプロ
- 『自然の歴史(組曲年)』(1967年)、『部屋』(1968年)、『対話の可能性』(1982年)、『地下室の怪』(1982年)、『陥し穴と振り子』(1983年)、『男のゲーム』(1988年)、『セルフポートレート』(1988年)、『闇・光・闇』(1989年)
- Gプロ
- 『棺の家』(1966年)、『エトセトラ』(1966年)、『ドン・ファン』(1970年)、『コストニツェ』(1970年)、『レオナルドの日記』(1972年)、『アッシャー家の崩壊』(1980年)
- Hプロ
- 『シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック』(1964年)、『J.S.バッハ−G線上の幻想』(1965年)、『庭園』(1968年)、『家での静かな一週間』(1969年)、『ジャバウォッキー』(1971年)、『オトランタ城』(1973〜79年)
メチャメチャな内容で大好きな『男のゲーム』はFプロか。
がんばれ、日本の宇宙政策
- 米新宇宙政策の影響が日本に、米国への協力姿勢の是非は?〜月探査計画「セレーネB」が急浮上(1)(nikkeibp.jp、04/06/29付)
- 月探査計画復活で迷走する日本の宇宙開発ミッション選定、技術試験衛星「ETS」の活用を〜月探査計画「セレーネB」が急浮上(2)(nikkeibp.jp、04/06/30付)
JAXAが「アメリカがやるのでウチでもやろう」という論法で予算を取ろうとするのは、のちのち自分の首を絞めることになるのでは、という話などを、「セレーネB」計画が復活しそうな動きから具体的な例を挙げつつ展開。筆者はいつもの松浦晋也。
アメリカの宇宙政策は、大統領選挙で第一党が変わると「憎らしいあいつが決めた計画はキャンセルだ」とばかりにコロッと変わってしまうことがあるという。迷走のあげく誰も責任を取れず、あとにはいやーな雰囲気だけが残る、というようなことがないようにしてもらいたいものだ。
晴れ
- 2004年7月2日の記事をまとめ読み:http://ima.hatenablog.jp/entries/2004/07/02
id:dai_1120002さん:メガスターは川崎市青少年科学館でも見られて、こちらはあまり混まないようですよ。ここで以前見たプログラムでは、もともと置いてある投影機との比較もしてくれたりして貴重な経験をしました。機会があれば。』