あらゆるハードウェアの改造方法を解説した新刊書が登場(HOTWIRED・04/01/30付)
http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20040203301.html
その名も『ハードウェア・ハッキング』(ASIN:1932266836)。
「シャワートイレ・ハッキング」的な気持ちが高じてできた本? と思ったらそうではないようだ。
でも、もとの記事や、上のトイレハッキングの話には、共通する感情が流れていると思う。それはユーザの立場から、仕組みを類推したり、規定外のことをさせたりすることへの喜びだ。
Gコードの解析とか、鉄道車輛の運行解析に情熱を傾けている方々もいる。仕様がわからないものをリバースエンジニアリングし、仕組みを解明する楽しみ。「そこにあるものの仕組みやルールを知る」ことには、根源的な喜びがある。
(なお「ただのにっき」のウォシュレット・ハッキング記事、現在の一覧は以下の通り)
新宿と渋谷の比較
ネタ元は、d:id:yskszk:20040216#p2さん。
「新宿は渋谷と違い、ここまで新宿/ここから新宿、という明確な境界がない」という指摘と、そこからなぜ「新宿系」という言葉が使われないのかという考察。面白い。
対談・松浦晋也×笹本祐一「国産ロケットはなぜ墜ちるのか」
http://cgi.bk1.jp/nph-j.cgi?2004021814563223
近い目で見れば、宇宙開発は役には立たない。でも大切なはずだ。対談中に引用された、「コロンブスは西回りのインド航路を見つける目的で西へ進んだ。その副産物は、アメリカ大陸への到達という大きなものだった」という意の言葉が印象的。そして宇宙開発を進めるのは、個人の欲望の集まりであるという話。そうなんだ、俺たちゃ宇宙に行きたいんだよ!!
ところで対談とは関係のない話だが、bk1のURLは動的で、しかもリダイレクトされまくりで紹介しづらい。ISBNからその本のページを見つけることもできない。不便だ。
はてなダイアリー利用者に100の質問(edit)
前回の「はてなダイアリー利用者に100の質問」をバージョンアップしたものを、d:id:genesis:20040218#p1さんが提案なさっています。「100の質問2004年版」といったものになる模様。
これまでの「100の質問」を尊重しつつ、現状に即した内容へと改訂する作業。いい動きだと思います。
晴れ
- 2004年2月19日の記事をまとめ読み:http://ima.hatenablog.jp/entries/2004/02/19