『虚航船団』が好き
id:owlさんが、筒井の『虚航船団』(ISBN:4101171270)を気にしておられる(→d:id:nobody:20031227のコメント欄)。あれは好きです。すばらしい作品だと思います。「よいです」と書きづらいのは、万人受けするものではないと思うから。
同じ筒井であれば、『夢の木坂分岐点』(ISBN:4101171246)『エロチック街道』(ISBN:4101171173)『虚人たち』(ISBN:4122030595)『残像に口紅を』(ISBN:4122022878)あたりを楽しめる方ならぜひ、と思ったことであった。
ペンのように握って使うマウス(ITmedia・04/01/26付)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0401/26/news033.html
タブレットのペンが太くなって、独立したような形のマウス。4980円。
この価格ということは、おそらく光学マウスの形をペン型にしたというだけで、技術的には新しいところはないのだろう。しかし、だからこそすばらしいアイデアだと思う。これなら高いタブレットを買わなくても、パソコンでお絵描きをできるかもしれない。
調子が悪くなったマウス(→d:id:Imamura:20040108:1073487600)の代わりに、今はやむなく自分の手に合わないマウスを使っているが、このペン型マウスはよさそうだ。発売されたらチェックしてみよう。
この人はなぜ同じ話ばかりするのか
酒の席などで、何度も同じ話をする人がいる。自分自身、意識せずそうしちゃってることがあるかもしれない。
こうなってしまうのは、相手の反応が期待はずれだからなのではないかと思った。
話をする側は、もっと驚いてほしい、もっと感心してほしい、と思っている。ここで飲んでいると、相手の反応がかんばしくないとき、もっともっと反応してほしい、という欲望を抑えにくくなる。結果、その欲望が満たされるまで、同じ話を繰り返すのではないか。
なお、この記事には、特定の誰かが同じ話を繰り返すのを聞かされて、それをたしなめたいとか、そういう意図があるわけではない。ぼんやり考え事をしていてそう思ったということだ。
曇り
- 2004年1月27日の記事をまとめ読み:http://ima.hatenablog.jp/entries/2004/01/27