ATOK、買っちゃうかも
パソコンショップでATOKの最新バージョン、ATOK 16を触ることができた。なかなか便利な印象。今は「ATOK 16入りの一太郎13」を買わなければATOK 16を使えないが、2月28日にはATOKの単体パッケージも発売されるそうで、これはもしかすると買ってしまうかもしれない。いや多分買うだろう。
IME選びで個人的に重視したいのが、かなを何文字か入力するとそれで始まる変換候補を表示する、「推測変換」機能の使いやすさだ。これはたとえば「おい」と入力するだけで、「お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします」という変換候補が出るというもので、特に仕事のメールを書く時には文字入力が劇的に早くなるのである。
今使っているIMEは富士通の「Japanist」(ジャパニスト)で、これは推測変換機能をいち早く搭載していたほか、富士通らしく親指シフトキー配列で入力できるなど、個人的に欲しいと思っている機能がうまく入っていた。なので2000年末に発売された最初のバージョン「V1」を買って以来、バージョンアップこそしないもののずっと使い続けている。
しかし辞書が弱いのか肝心の変換効率が今ひとつだったほか、推測変換やその他の機能にも細かい不満が出てきていた。その後ATOKも推測変換機能を搭載しており、ATOKなら変換効率は折り紙つきだし、これで推測変換が使いやすいならもうATOKに乗り換えてしまおうと思ったのである。果たしてATOKの推測変換は非常に良い。細かい話は省略するが、Japanist V1の推測変換よりはずっと使いやすい。Japanistの最新バージョンもV1よりは使いやすくなっているのだろうけど、ATOKがここまでいいならもういいやという気分である。
ATOKでの親指シフト入力は、すでに使っている「窓使いの憂鬱」に親指シフトの設定を加えるか、Japanistを買う前に使っていた「親指ひゅんQ」をまたインストールすればよいだろう。
そんなわけで、ATOK 16を買おうと思う。パソコンの環境をよりよくできそうなものが見つかるとわくわくするものだ。わくわく。
曇り
- 2003年2月22日の記事をまとめ読み:http://ima.hatenablog.jp/entries/2003/02/22