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「8色写真」を作るバッチファイルと作例

これいいなあ。640×200ピクセル(ドットは縦長)なら当時の8ビットマイコンのスペックにさらに近くなるが、雰囲気はこれでも十分だ。

記事の末尾に、こういう写真をImageMagickというソフトウェアで作る方法が説明されている。さっそくImagemagickをインストールし、提供されているパレットを「palette.png」として保存して作ってみた。

Imagemagickのインストール方法は日本語でもあちこちで解説されている。Chocolateyからもインストールできるそうなので今回はそちらを使った。

これは楽しい。しかしコマンドラインからファイル名をいちいち指定するのは面倒だ。バッチファイルを作った。

for %%F in (%*) do magick convert -resize 320x240 +sigmoidal-contrast 8,50%% -modulate 100,200,100 -ordered-dither 4x4,8,8,8 +dither -map palette.png -sample 200%% "%%~dpnxF" "%%~dpnF_8.png"

(バッチファイルで「%」を含む引数ひきすうを使いたい場合、「%%」と書くのがポイントみたい)

この内容を「メモ帳」などのテキストエディタに入力し、たとえば「8bit.bat」というファイル名で保存。画像ファイルを「8bit.bat」へドラッグ&ドロップすると、8色化した写真が「元のファイル名_8.png」というファイル名で同じフォルダに保存される。複数の写真をまとめて処理させることもできる。バッチファイルのショートカットを「送る」フォルダへ入れると便利ですね。

(2022年7月17日追記:初出時はバッチファイルと画像ファイルが同じフォルダ内にある必要があった。画像ファイルがどこにあってもそのフォルダ内に8色化した写真が保存されるように修正した)

Imagemagickをインストールするのが面倒、またはインストールできない方向けにWebサービスが公開されていた。すごい。これならパソコンがない人でもスマートフォンから8色写真を作れる。

便利なノウハウはここまでで、以下は楽しく作った8色写真をたくさん見てください。楽しいからみんな作ってハッシュタグ#8色写真」に投稿してほしい。

ノージャンル

▲この写真が出てくる記事:代官山蔦屋書店のランボルギーニ


見学もの

▲この写真が出てくる記事:ツインリンクもてぎ

▲この写真が出てくる記事:地下から生還

そういえば上の写真は以前、DPZの「かっこいい機械」に採用されたのだった。

▲この写真が出てくる記事:機体移動の日

▲この写真が出てくる記事:京浜工業地帯の工場萌えクルーズ

▲▼この写真が出てくる記事:鹿島の工場をしげしげと見る

▲この写真が出てくる記事:東京ジオサイトプロジェクト3/巨大建築愛好会/写真日記:写真日記巨大建築

▲この写真が出てくる記事:川崎工場夜景クルーズ - ただいま村

くり返しもの

▲この写真が出てくるページ:#グルスキー風写真 を撮ろう! - Togetter


ぼんやりもの

▲この写真が出てくる記事:とろけるような映像で眠りを誘う「メッセージ」


新型コロナウイルスワクチンによる重症化予防効果がわかるグラフ

このところ、新型コロナウイルスの新規感染確認者数が増えている。これはいよいよ第7波かもしれない。新しい変異株が入ってくるまで少しずつ減っていくかと思っていたら、BA.5というオミクロン株の亜系統が感染を広げ始めた。

感染者数が増えているわりに、重症者数があまり増えていないような気がした。重症者数の増加は感染者数の増加より遅れて出るから、これから増えるのだろうか。以前の重症者数はどのくらいだったっけ。グラフを作ってみたら驚いた。

黄土色の線が新規感染確認者数の7日間平均、青い線が重症者数である。期間は去年の3月11日から。この日はアルファ株の第4波の始まりごろで、7日間平均の前週比が1倍を超えている。夏にはデルタ株の第5波が来て、年明けにはオミクロン株の第6波があった。

去年の春、第4波の途中ごろから新型コロナウイルスワクチンの接種が始まっている。5か月後の9月13日には国民の半分が2回接種を終えたと発表された。このころは新規感染確認者数がすごい勢いで減っていったのが記憶に残っている。

グラフを見ると、第5波では新規感染確認者数5,000人に対して重症者のピークが250人から300人。一方今年の初めからの第6波では新規感染確認者数が20,000人を超える日もあったのに重症者数はずっと少なくピークは100人以下だった。これは新規感染確認者数のピークが1,000人ほどだった第4波と同じ程度だ。感染者の数に対して、重症者がものすごく減っている。第5波までと第6波でこんなに違うんだ。

オミクロン株はデルタ株より重症化しづらいという話があった。忽那賢志医師による2月6日付の記事にこうあった。

オミクロン株は、従来の新型コロナウイルスよりも重症化しにくいという報告が増えています。

(中略)

一方で、ワクチン接種による感染予防効果はオミクロン株に対しては大きく落ちるため、世界中で多くのワクチン接種者がオミクロン株には感染しています。
しかし、ワクチン接種による重症化予防効果は保たれていることから、ワクチン接種者は感染しても重症化することが少なくなっています。
このため、見かけ上オミクロン株の重症度が低くなっているという側面もあると考えられています。

ワクチン未接種者ではデルタ株と比較してオミクロン株の入院リスクは約25%低くなる程度にすぎない、と南アフリカイギリスからそれぞれ報告されており、これは最初に武漢市で見つかったオリジナルの新型コロナウイルスやアルファ株と同程度の病原性と考えられます。
つまりワクチン未接種者にとっては未だ大きな脅威と言えます。

新型コロナ オミクロン株の症状、経過、重症化のリスクは?のどの痛みが多い、重症化が早いなどの特徴が(忽那賢志) - 個人 - Yahoo!ニュース

ワクチンを打てば重症化しづらく、打たなければ重症化率はデルタ株以前の新型コロナウイルスと同程度だそうだ。やっぱりワクチンが大事なんだな。

上のグラフに死亡者数も重ねてみたらどうだろうか。日ごとに報告される死亡者は死亡日が何か月も前だったりするので、その日の報告数の変化を死亡者数の傾向と読み取ることはできない。死亡日ベースの統計が下にあった。

これを見ると、オミクロン株の第6波ではデルタ株の第5波に比べて死亡者数が増えている。とはいえ感染者数が4倍になっても死亡者数のピークは1.2倍くらいにおさまっている。死亡者数は重症者数ほど大きく減ってはおらずむしろ増えているが、ワクチン接種の結果死亡者数の増加が抑えられたといえるのではないだろうか。

いずれにしてもワクチンの効果は劇的なものがある。「去年の夏は新規感染確認者数5,000人で大騒ぎだったのに今は1万人近くても世間は落ち着いてしまっている」という感想を見ることがある。これはワクチン接種で状況がすっかり変わったからともいえる。重症者が減って医療機関がパンクしなくなれば医療崩壊の心配も減るだろう。

ところで新型コロナウイルスにはやっかいな後遺症があるから、かかっても重症化しなければ、あるいは死ななければ大丈夫ということはない。後遺症の強さや長さは、感染したときの症状の重さとは関係ないという。

ブレインフォグは頭の回転が悪くなる症状で、これは鬱病に似ている。ひどいとポスターに書かれた文字を理解できなくなったりする。ほかに「だるい」という言葉ではおさまらない倦怠感は、箸より軽いものすら持てなくなったりもする。原因は不明、いつまで続くかも不明。上咽頭擦過療法は8割ほどに効くそうだが効かない人もいる。

こういうことにならないようにするには感染しない以外の方法はない。結局3密の回避、手洗い、マスクという基本に立ち戻ってくる。第7波も気をつけながら乗り切りましょう。

過去の記事

新型コロナウイルス関連の記事は「COVID-19」のカテゴリで書いています。

関連リンク

毎日の新規感染確認者数をもとにしたグラフのツイート

画像だけを見るなら:id:Imamuraのはてなフォトライフにある「covid-19」フォルダ(CC-BYにしてありますのでルール内でどうぞご利用ください)

追記

ブクマコメから。

新型コロナウイルスワクチンによる重症化予防効果がわかるグラフ - ただいま村

重症者や死亡者のワクチン摂取有無が気になっているんだけど全然見つからない

2022/07/10 19:07

そうそう、その話も書こうと思って忘れてた。感染者のワクチン接種率はたとえば以下で確認できる。

ここの「資料2-5 全国の新規陽性者数等及び高齢者のワクチン接種率等」の2ページめに、「ワクチン接種歴別の新規陽性者数(6/13-6/19)」がある。

しかし重症化した人や亡くなった人のワクチン接種歴は見つけることができなかった。それがわかればこの記事の裏付けになるんだけど。

小惑星探査機「はやぶさ2」の記者説明会(プロジェクト体制変更)

小惑星探査機「はやぶさ2」プロジェクトでは、持ち帰ったサンプルの分析やキュレーション作業が進む中、拡張ミッションに向けて体制が変わりますので、今後について等のご説明の機会を設けます。


登壇者

(Image Credit:JAXA

JAXA 宇宙科学研究所はやぶさ2プロジェクトチーム

  • プロジェクトマネージャ 津田雄一(つだ・ゆういち)(JAXA 宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系 教授)
  • ミッションマネージャ 吉川真(よしかわ・まこと)(JAXA 宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系 准教授)
  • プロジェクトサイエンティスト 渡邉誠一郎(わたなべ・せいいちろう)(名古屋大学大学院 環境学研究科 地球環境科学専攻 教授)
  • 航法誘導制御担当 三桝裕也 (みます・ゆうや)(JAXA 宇宙科学研究所 主任研究開発員)
  • 統合サイエンスチームメンバー 臼井寛裕(うすい・ともひろ)(JAXA 宇宙科学研究所 太陽系科学研究系 教授/JAXA 宇宙科学研究所地球外物質研究グループ グループ長)

(左から三桝氏、吉川氏、津田氏、渡邉氏。臼井氏はリモートで参加)

中継録画

【録画】小惑星探査機「はやぶさ2」の記者説明会 - YouTube

本日の内容


1.はやぶさ2プロジェクトの成果

(津田氏より)

続きを読む

免許更新と未来予知

運転免許を更新した。5年間で軽微な違反(3点未満)が2回あったため違反運転者講習となり、地元の警察署ではなく免許センターへ。遠くて疲れた。手数料は更新手数料2,500円+講習手数料1,350円で合計3,850円。講習で見せられた事故の映像はドライブレコーダーのものがたくさんあり、例のあおり運転死亡事故(2017年6月)で装着車が一気に増えたことを感じさせた。

新しい運転免許は「2025年(令和07年)×月×日まで有効」と書かれている。西暦が書かれて元号はカッコに入れられた。いつか西暦のみになる日が来るのだろうか。

新免許の有効期間は3年間。この間無事故無違反ならゴールド免許(優良運転者)に戻れるんだっけと思ったらそうではなかった。3年後の更新時に「過去5年間に違反なし」でなければならない。直近の違反はいつだったかというと…2020年10月だった。次回更新の2025年6月から5年さかのぼると、わずかに4か月足りなかった。

となると、3年間違反なしでも次回更新の2025年6月にはまだゴールドにならない。この時点で過去5年間に「軽微な違反が1回」なので優良運転者ではなく一般運転者となる。そこで発行されるのは5年間有効の(ゴールドではない)免許。つまり2025年に交付される免許の5年間に無事故無違反でいて、ようやくゴールド免許に戻れることになる。これが実に2030年。最短で8年かかる。違反をしたのは自分なので仕方ないとはいえ、ゴールド免許の回復には思った以上に時間がかかるとわかった。

ところで、今回の免許の交付から1年以内に軽微な違反を1つしたとする。3年後、2025年の交付時には「過去5年間に軽微な違反が2件」となり、次回の免許も違反運転者として有効期間が3年間になる。そして2023年の基準日以降無違反なら、2028年の更新時に「過去5年間無違反」でゴールド免許になれるのではないだろうか。ゴールド免許の獲得という目的だけを考えると、違反した方が2年早く達成できることになってしまう。いやいや、わざと違反はしませんよ。

さて、この次に免許を更新するとき自分や世間はどんなふうになっているだろうかと更新のたびに考える。前回もそう書いていた。そしてまったく予想がつかないし予想してもしかたがないと、2年前に突然起きた世界的な疫病の流行を見て思う。2017年の時点で5年以内にこうなると思いついていた人は予知能力者だ。ロシアのウクライナ侵攻も2014年のクリミア併合があったとはいえ、21世紀にストレートな侵略戦争が起きるとは驚きだった。

2ちゃんねるなどの掲示板にはたまに、未来人と称する人の書き込みがある。未来はどうなるの、と聞かれてそれっぽいことを書き込んでくれるが、疫病の蔓延にふれたものは見たことがない。いやそもそも、2ちゃんねるの名前が2017年に「5ちゃんねる」に変わると知っていた未来人もいなかった。残念ながらこの手の自称タイムトラベラーに今のところ本物はいないようだ。

タイムトラベルではなく、予知夢を見るようになったという人の書き込み
VIPで行われた予言が驚異の的中率!:哲学ニュースnwk

(ただし、現代に未来人が来ていなくても、将来タイムマシンができる可能性はまだある。まず現在に未来からの出口を作り、未来になったら過去の出口へ戻る方式のタイムトンネルというアイデアもあるからだ)

こうやって免許更新のたびにブログを書いていると、過去の記事を読む楽しみがある。最初に書いたのは1999年だからもう23年も前だ。年を取るものである。

これまでの免許更新

図書館の裏をかいた

最近、図書館に監視されているような気がしていた。

どうもこのところ、図書館へ行った日の夕方とか夜に「予約した資料の準備ができました」のメールが来ることが多い。えー今日もう行っちゃったよと考えてから「これこの間もあったな」と思うことが増えている。

図書館のWebサイトでは、自分が予約中の資料を一覧できる。それぞれの資料について、あと何人で自分の番が来るかも載っている。そこをよく見て、次は自分の番という資料がないことを確認したのち図書館へ行ったら、その日にやっぱり「予約した資料の準備ができました」のメールが来た。すぐ来る本はないはずなのにおかしい。どういうことかと思ったら、ほかの自治体から借りてきた本の準備ができたのだった。ほかから借りてくる本だと「あと何人」の情報は載らない。その手で来たか。行動を完全に読まれていて油断できない。

そこで先日、今日は図書館へ行こうかな~というそぶりを見せつつ行くのをやめた。予約しているこの本は、次は自分の番という状態になってから1週間くらい経っている気がする。危険だ。今日図書館へ行くと帰ってきてからメールが来るのではないか。そう考えたのだった。

そうしたらその日の夕方、果たして「予約した資料の準備ができました」のメールが届いたのである。やった。図書館を出し抜いた。

自分以外には「だから何」という話だし、図書館はいつも通りの仕事をしているだけだろう。しかし思った通りにことが運んだ満足感があった。翌日図書館で本を受け取り、その日はもうメールは来なかった。

関連リンク

借りたい本が自分の自治体の図書館にないときは、「カーリル」でほかの図書館の所蔵状況を検索できる。また「Libron」を使うと、Amazonのページにカーリルを介した蔵書検索のリンクを埋め込むことができる。

サンシェードを下ろして上げた話

3月14日は東京の最高気温が24.1度にもなった。

気温が高くても湿度は高くないから夏よりましとはいえ、このころの最高気温は15度前後が普通であり体が暑さに慣れていない。窓を開けて風を通せば少しは涼しくなるだろう。しかし花粉が「非常に多い」の日に窓を開けると5分で鼻が腐ってしまう死の森である。

あまりの暑さに西側の窓のサンシェードを下ろした。まだ3月なのに。

サンシェードはつっぱり棒にS字フックでかけてある。最近は秋になっても取り外さず、くるくる巻き上げて洗濯ばさみで留めている。洗濯ばさみを外せばストンと下りてくる。出してきてかけたり外して片付けたりの手間がなくてよい。

過去の記録を見てみると、サンシェードをかけた日は4月中旬から6月上旬の間となっている。

これが今年は3月中旬になってしまった。サンシェードを下ろしたのは西側だけとはいえずいぶん早い。

そして最高気温が20度を超える日は17日まで続き、サンシェードはいい仕事をしてくれた。そこまではいいのだが、18日の最高気温はいきなり6.2度。冷たい雨である。暖房を入れた。20日は晴れて、最高気温は15.5度と平年に戻った。午前中は暖房がほしく、午後は西からの日差しで部屋を暖めてほしい。

サンシェードは下ろしてから1週間で巻き上げて、いったんお役御免になった。次に下ろすのは1か月くらい後かな。

追記

4月10日に都心ではもう初めての夏日になった。東側の窓も含めてすべてのサンシェードをかけた。

オミクロン株の第6波は乗り越えたようだが

(「これまでの記事」は数が増えたのでこのエントリの末尾に載せることにしました)

東京都での新型コロナウイルスの新規感染確認者数を記録するグラフがまた右端まで来た。去年の11月16日から2月28日までのグラフはこういう結果になった。

左右の縦軸の最大値は、左軸が11.0倍、右軸が22,000人。このグラフを作り始めたときは以下だった。

縦軸の最大値は左軸が1倍、右軸が100人だったから、左軸は11倍、右軸は220倍になったということだ。年明けに感染者が急激に上がっていくと新規感染確認者数を示すオレンジの棒グラフはどんどん押しつぶされていき、最後には高さが220分の1となり横軸の中に埋まって見えなくなってしまった。

グラフの左下は最終的にこうなった

一日の新規感染確認者数は1桁まで減った日もあったのに、オミクロン株はすごかった。それまでの最大値は、第5波での去年8月19日の5,729人。それが第6波では2月2日に21,576人を記録した。

3月1日には都内の感染者の累計が100万人を超えた。都内のおよそ14人に1人が感染したことになる。しかも50万人を超えたのは今年の1月27日である。つまり累計50万人まで来るのにおよそ2年間かかったのに、その後さらに50万人が感染するまでひと月ちょっとしかかかっていない。オミクロン株おそるべしである。

ここまで増えるといよいよ周囲に感染者や濃厚接触者が増え、「感染した」「熱がある」という書き込みを見るのが珍しくなくなった。自分もちょっとした体調不良で「ひょっとして感染?」と心配になる。都心に出かける用事のときは電車に乗りたくなくて自転車で行った。その後、感染者がさらに増えて医療機関が回らなくなってくると、自転車では事故に遭ったとき搬送先がなさそうなので今度は電車で行った。幸い感染はせず、先日3回目のワクチンを打つことができた。

上のエントリでは、定期的にワクチンを打つ施策の是非や「ステルスオミクロン」ことBA.2、後遺症についてなどの記事も紹介している。読んでみてください。

現在東京都には蔓延防止等重点措置が発出されている。3月6日が期限になっているが、新規感染確認者数の7日間平均は昨日時点で11,000人台だし病床の使用率も50パーセント以上なのでとても解除できないだろう。とはいえもう以前ほど、まんぼうだの緊急事態宣言だので社会がざわざわする感じはない。それらの措置によって感染者が減る実感もあまりなく、よくも悪くも慣れてしまった。淡々と延長され、そのうちに解除されるのだろう。

3月からのグラフは下のようにした。2月中旬から5月末まで。2月までのグラフとほぼ同じ期間である。

赤い丸で表す「今日の7日間平均の前週比が続くと」の最後は「×月×日に×人」ではなく「×人を切るのは×月×日」表記に変更した。

今は7日間平均の前週比が1倍を切っているから、ゆっくりとはいえ第6波が終息する傾向である。だからといってもう大丈夫といえないのは今までの経験で明らかだ。感染力がオミクロン株より強いといわれるBA.2も出てきているし、新規感染確認者数の7日間平均がもっとずっと下がらないと安心はできない。いや、去年の秋のようにたとえ10人台になってもさらに新しい変異株が出てくればまた感染者が増えるだろう。飲み薬が一般的になったとしても、感染対策が不要になるのはまだまだ先になりそうだ。それまではマスク、手洗い、3密の回避を変わらず続けていきましょう。

関連リンク

毎日の新規感染確認者数をもとにしたグラフのツイート

画像だけを見るなら:id:Imamuraのはてなフォトライフにある「covid-19」フォルダ(CC-BYにしてありますのでルール内でどうぞご利用ください)