「正解するカド」終了

正解するカド」が終わった。現代の日本に異次元人がやってきて、無限のエネルギーや寝なくてよい体などいいものをいろいろくれちゃうという、「えっえー…それヤバくないですか〜!?」な話。人智を越えた物体が現れ、その正体を探ろうとする流れや政府の対応が描かれる。そしてその物体から出てきた人との交渉。このあたりは本当に面白い。

ファーストコンタクトものは物語に必要な段取りがいろいろある。意思疎通の方法の確認、相手は害意があるのか、こちらへ来た目的は。仮説を立てて検証し、結果を評価して次を考える。それを一つずつクリアしていこうとするとけっこう時間がかかる。そしてその段取りをきちんと見せてくれるとちゃんと面白くなる。「シン・ゴジラ」もそうだったでしょ。

1週間に30分ぶんしか話が進まないので、次回の放送を待つ間「もし本当に人類が無限のエネルギーを手にしたらどうなるかなあ」などと妄想する時間がある。そういうのが楽しかった。だから未見の方は少しずつ見るのをおすすめします。

終わりの展開は正直えー…なんじゃそれ…なんだけれど、終盤までは本当に面白かった。

各話の放送後のツイートでふりかえってみよう。内容に軽くふれています。

第1話「ヤハクィザシュニナ」を見て

(ツイートなし。この時点ではまだどうなるかわからない)

第2話「ノヴォ」を見て

※「翠星のガルガンティア」で監督だった村田和也は「正解するカド」では総監督でした

第3話「ワム」を見て

(「それヤバくないですか〜!?」が出てくる回。ヤバいです)

  • 関連リンク:電力が湯水のように使えてこそ、未来は明るい - Togetter(https://togetter.com/li/849513
    • 無限のエネルギーを取り出せる「ワム」があったらどんなことが起きるか、SF作家の野尻抱介さんが2015年にツイートしていた。「もし電力が湯水のように使えれば、ほとんどの社会問題が解決する」。「ワム」が出てきたとき思い出したのはこのことだった

第4話「ロトワ」を見て

第5話「ナノカ」を見て

(第5話の終わりで、それまでの問題を一気に解決する展開がある。今度は見ているこっちが「それヤバくないですか〜!?」と言う番で本当に面白い)

第6話「テトロク」を見て

第6.5話「エクワリ」(第6話までの総集編)を見て

(このあたりでちょっと不安になってきている)

第7話「サンサ」を見る前のツイート

(放送後にはツイートしていない)

第8話「タルネル」を見て

(「自分の服」とは「くり」のこと。雲行きが怪しくなってくる)

第9話「ナノミスハイン」を見て

(ツイートしていないのはこのラストで衝撃の展開があり、あまりのことになにを書いたらいいのかわからなくなったのだと思う)

第10話「トワノサキワ’」を見て

(ですから監督ではなく総監督です。そして内容に直接関係ないことをツイートしている)

第11話「ワノラル」を見て

(ツイートしていない)

第12話「■Γ≡」を見て

(「面白かった」と書いてはいるがとってつけた感というか、前半を面白がっていた自分を否定したくなくて書いた感じ)

(いいですよ!)

総集編は見てほしいけれど複雑な気分

このダイアリーを書いているちょうど今、2時間の総集編「正解するカド12.5話 KADO:Beyond Information」(http://www.youtube.com/watch?v=lAqqua14Kq8)が公開されている。6月4日午前10時までの期間限定。

ラストの展開がかなり変わって、というかいろいろ省略されて、デウスエクスマキナな展開はかなりマイルドになっている。だから未見の方にもおすすめしやすい。

ただまとめて見てしまうと、「人類がワムを手にしたらどうなるかなー」みたいな妄想を働かせる暇はない。そこが体験としてちょっともったいない感じになる気がする。テレビ放送版を第9話までゆっくり見て、総集編を1時間29分から再生するのがおすすめです。

関連リンク

(2018年5月27日更新)