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「のんある気分」ののんある度

サントリーがノンアルコールのカクテル「のんある気分」を出している。

試しに飲んでみた。味は普通のカクテルと変わらない。しかし酔うことはない。この味からの連想で、体は酔うのを待つのに実際は酔わない。不思議な感じはキリンの「フリー」を飲んだときと同じだった。

しかし「のんある気分」という商品名はつまり「ノンアルコール気分」ということになる。「ノンアルコール気分」とはアルコールが入っているのにまるでノンアルコールであるかのような、という状態を指している気がする。

「この飲み物、ノンアルコール気分で飲めるんです」。あれ、これは気分どころか実際にノンアルコールなんですよね。ノンアルコール気分で飲めるノンアルコール飲料とは。まるでなぞなぞだ。パンはパンでも食べられないパンはなーんだ。じゃなくって、パンはパンでも食べられるパンはなーんだ。(答え…パン)

のんある気分」のサイトにはこうあった。

カクテルだけど、のんあるです。

のんある気分」はアルコール0.00%なのに“お酒気分”を楽しめる、日常をちょっとハッピーにするカクテルです!

製品情報|ノンアルコールカクテル のんある気分|サントリー

「お酒気分」ならわかる。お酒のようでお酒でないということだ。商品の特徴を正しく表現している。でも「お酒気分」は商品名としてはちょっと弱い。「のんある気分」的で実態に即した名前というと…「あるある気分」?

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ブックマークコメントから

  • nlogn「生命保険は実は死亡保険の意味だったりするのに似ている」(以下略)

なるほど!